現地の生の声①

MASALA AID INDIAのクラウドファンディング、120万円を超えるご支援をいただいております。

集まった資金は、信頼できる支援団体を通して、インドでコロナに苦しむ方々への支援に充てられます。

 

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我々がコンタクトをとっている支援先から、現地の生の声が届きました。

インドの日常を知っている自分としては、知るにつれとても深刻な気持ちになります。

しかし、日本国内では全く報道すらされない２つの都市について、紹介させて下さい。

 

【グジャラート州アーメダバード】

2017年7月9日、ユネスコ世界遺産員会で、世界遺産都市に認定されました。 数多くあるインドの世界遺産ですが、都市としての世界遺産登録は、インド初となります。

 

そこで起きていること。衛生用品が、現在どの機関からも提供されていません。具体的には、

＊毛布

＊石鹸

＊櫛

＊タオル

＊マスク

＊爪切り

石鹸は使ったことがあるけれども、［ハンド］サニタイザーを使ったことがない人が多い。特に放っておかれがちな未亡人たちがこういったものを使うことはまずなく、［仮に彼女たちの手元にあったとしても］家族の誰かに取られてしまいます。

収入の少ない未亡人たち、もしくは不定期就労状態にある人々への支援に焦点を当てるという目的のために、サニタイザーではなく、それを購入出来る同額相当の石鹸６個を贈ろうと思っています。

 

現在最も感染者数の多いグジャラート州では、石鹸のような物資不足は致命的であり、早急に支援しなければならない問題です。

 

【ケララ州コーチン】

インドにおける最初の感染者が見つかった都市がコーチンですが、以降州独自の政策で感染者数を抑え込むことに成功…したかに見えました。

しかしロックダウン解除後から感染者が再度爆発的に増え始め、クラスターが発生したレストランやスーパーマーケット、果ては市場や住宅街までが黄色のテープで州警察によって次々と封鎖されています。

 

ケララ州は、カルダモンやブラックペッパーなどのスパイスの一大産地としても知られています。

いずれの地域でも、我々日本の現状と異なる点は「出口や打開策が全く見えない」ということ。経済云々の心配以前の問題が山積みであるという点です。

我々の支援は、そうした山積みの問題を解決する一助となります。

支援金はまだまだ不足しています。どうかお力をお貸しください。