日本の法律の課題

mateスタッフの関口です。

日本の法律には多くの課題があります。

 

例えば、乱繁殖行為を法律で罰することが難しいことをご存知ですか？

悪徳業者を摘発しても、起訴できないことがあります。

 

先日、福井県内の業者が不衛生な環境で

400匹もの仔犬を乱繁殖しているニュースが報道されました。

 

この業者は動物愛護管理法違反（虐待）容疑で摘発された後、

福井地検で不起訴処分にされました。

 

福井新聞社が報道した記事によると、

ある自治体職員の獣医師は、「繁殖を繰り返させる行為は個人的には反対だが、違法でない以上、どうしようもない」と苦しい胸の内を明かした・・・

本当に信じられない事実です。

 

日本の法律にも限界があります。

 

年間約24,000匹が過酷な流通過程で死亡し、

さらに約56,000匹が殺処分されている状況を変えるためには、

私たち一市民も立ち上がらなければなりません。

 

mateは、愛のある保護団体と力をあわせて、

悪徳業者撲滅を進めていきます。

是非、力を貸していただけると幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

掲載元：福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/299941?f=y