滋賀県立安土城考古博物館様の「幻の安土城」復元プロジェクトのご紹介

この度の松江城天守国宝10周年記念事業へのご支援、ご協力誠にありがとうございます。

「松江城国宝指定十周年｜後世に想いを伝える「節目」をみんなで祝いたい」は現在159人の方に300万円ものご支援を頂戴しており達成率60％になりました。皆様からのあたたかいご支援、応援のお言葉に一同大きく勇気づけられています。

本日は、同じく現在クラウドファンディングに挑戦中の滋賀県立安土城考古博物館様の『「幻の安土城」復元PJ｜博物館展示改修、信長/戦国の魅力発信拠点へ』プロジェクトをご紹介させていただきます。

▼プロジェクトページはこちらをクリック▼

安土城の建設は1576年（天正4年）に開始され、建築開始3年後の1579年（天正7年）には天主が完成します。しかし、その3年後の1582年（天正10年）、信長は「本能寺の変」により明智光秀に討たれ、それに伴う動乱により、天主をはじめとする主郭部が焼失し、築城後わずか7年足らずでこの世から消滅したことから、その実像は謎が多く「幻の城」とも称されています。

滋賀県では、多くの謎に包まれた安土城の実像を解明し目に見える形にすることにより、安土城の価値・魅力を発信し、県および地域の盛り上がりにつなげることを目的に、安土城築城450年である令和8年に向けて、令和元年より「幻の安土城」復元プロジェクトを進められています。

そのプロジェクトの一環で、安土城考古博物館を「安土城・信長・戦国魅力発信拠点」として、安土城と信長・戦国をテーマとする唯一無二の博物館を目指し展示リニューアルを行われているそうです。

特に今回の展示リニューアルでは、これまで滋賀県が調査研究で培ってきた成果を最大限に生かし、安土城全体の姿を、高精細フルCGによる映像での復元を目指しており、映像は安土城天主と同じ八角形をしたシアターで、国内外でも珍しい五面の多面スクリーンを採用し、当時の世界に入り込んだ感覚で楽しんでいただけるような空間を作り出す計画とのこと。

今回のクラウドファンディングは、そんな拠点作りの一歩として、博物館の展示リニューアルをするための費用を皆様から集め、安土城復元の仲間を増やしていくこと、そして令和8年度に迫っている450年祭の機運情勢を図る取り組みとなることを目指されています。

日本文化の象徴のひとつとも言える「城」を活用したまちづくりを目的とする滋賀県立安土城考古博物館様のプロジェクトを、日本文化の未来、まちづくりの未来を考える仲間として、私たちも応援しております。

ぜひ皆様もご興味がある方はプロジェクトページをみていただき、そしてあたたかなご寄付をいただければ幸いです。

「幻の安土城」復元PJ｜博物館展示改修、信長/戦国の魅力発信拠点へ

募集期間：〜12月27日(金)まで

ご支援・詳細はこちらから：https://readyfor.jp/projects/azuchijohaku2024