伊勢志摩スカイラインヒルクライムレース～BICYCLE21

有料道路・伊勢志摩スカイラインで風光明媚な土地の魅力を満喫！

当大会は三重県を自転車王国にするという目的で２０１１年から始まったツールド三重のヒルクライム部門として生まれた大会です。２０１４年から参加者１００名ほどで始まり、今年で３回目(参加者３８８名)を数えました。今年からは鳥羽ステージが始まり、先に始まった伊勢ステージと合わせて各年ごとにステージを替えていくことになりました。

伊勢ステージでは、平均勾配７％で伊勢市や遠くに鈴鹿山系を眺めながら走ることができます。そして途中には少しの下り高速区間があり、足を止めて走るか、それとも必死にペダルを回すかで勝敗に影響がでるのは間違いないでしょう。また、ゴール手間では心臓破りの１０％ほどの激坂が待っています。ゴール目前にして心を折られる気持ちになります。それゆえにゴール後の喜びや達成感は特別なものになります。また、鳥羽ステージではスタート直後に激坂があり、いやようなしにここでふるいにかけられてしまう。そしてゲートを過ぎたところから本格的なレース展開になり、伊勢ステージではあまりなかった下り坂とのぼり坂を繰り返しながら登っていくというコースに選手は脚力を奪われます。しかし、そんな選手の背中を押すかのように朝陽が応援してくれてる感じを受けるでしょう。あとは伊勢ステージと同じゴール前の激坂を攻略してゴールとなります。
伊勢志摩スカイラインは通常は自転車の通行ができない有料道路です。だからここを走りたいという地元のサイクリストたちの憧れでもありました。それを実現することができたのは早朝という時間帯の活用でした。ゆえにこの大会が他の大会よりスタート時間が早いわけです。山頂下の駐車場が受付会場になるため、レース前に山頂からの日の出を見て、レース後は山頂から鳥羽の離島を眺め、遥か遠くの富士山をも想い、足湯につかりレースの疲れを癒すこともできます。そして、伊勢志摩を一望して、風光明媚な伊勢志摩を満喫して過ごす楽しみもあります。ご家族やお友達、恋人と観戦と合わせて訪れるのにもこの大会の味わいの一つではないでしょうか。その他には最速の証にチャンピオンジャージを贈呈しています。

また、今年からは当大会のイメージガールに『桐嶋ひより』さんが選ばれ、大会を盛り上げてくれました。それらが、８キロ余りのレースに幾重ものロマンを織り込んだ大会にしています。次回の大会もご期待下さい。