路上に暮らす高齢の猫を家族にむかえて

2022年12月31日。大晦日、皆様いかがお過ごしでしょうか？

家族と一緒にハッピーに過ごす猫たち。

外で寒さをしのぎながら必死に生きる猫たち。

それぞれの2022年大晦日。

 

本日は、10年以上に渡り外で「地域猫」としてお世話をされていたグーちゃんを思い切って、家族に迎えたTさんからのメッセージをご紹介します。

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いつも猫たちの為に奔走して下さり、ありがとうございます。７月の猛暑日に捕獲してくださったグーちゃんのその後のご報告です。

 

ひと月の病院生活を経て、８月１５日に我が家へやって来ました。推定１０余年のお外暮らしから突然人間ふたり＋２ニャンの家に入居、しかも自分はケージの中という環境に最初はかなり混乱していた様子でした。

 

人間の手はもちろんの事、歯ブラシで背中をそーっと触っただけでもシャーシャーでした。それから２か月間ケージ暮らしが続き、今はケージから解放です！

 

 

鼻水と涙目は相変わらずですが、食欲もあり、なによりも足腰が強くなってきたグーちゃんです。当初はヨタヨタ歩きだったのですが、今ではソファーにも平気で上り下りできるようになり、お気に入りの寝床と化しています。

 

 

嬉しいことにグーちゃんは意外にも早くヒトにも猫たちにも慣れてきた様子です。私たちにすり寄って来る事が多くなりました。先住猫たちの方がそのグーちゃんに圧倒されて？距離を置いていますが、彼女はマイペースで近づいていってビビらせています。(笑)

 

 

 

一方で、現在も腎臓と血圧の投薬は欠かせません。きちんと薬を飲んでくれて安心しています。

 

少しずつ心を開いて元気になっていくグーちゃんの姿をみて、つくづく今までよくお外で頑張って生きてきたなぁと深く心に感じるものがあります。同時に今も外に暮らす猫たちの事を思うと胸が痛みます。

 

大人猫だって人間と仲良く暮らせるんだとグーちゃんを通して日々実感しています。もっと多くの人にそう感じてもらえたら嬉しいです。　

 

路上で暮らす猫がゼロになる日を願って、古川さん達を応援しています。

いつもありがとうございます。

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【グーちゃん保護の経緯】

新宿区で活動するボランティア団体「４２８２５（よつやねこ）」と連携協力して、グーちゃんの捕獲をお手伝いしました。私たちがタモ網でグーちゃんを捕獲。Tさんがかかりつけの動物病院に搬送したのでした。