カトリック教会の横で倒れていたサビ猫さん逝去

 

お正月明け早々、悲しいお知らせです。元旦の２日目、カトリック教会の横で瀕死の状態で倒れていたサビ猫さん、動物病院で治療が行われていましたが、力尽きました。

 

 

これまでのいきさつです。千代田区西神田のカトリック教会の横を通りかかった夫妻が路上に倒れて震えていた猫を見つけて保護。ちよだニャンとなる会と連携・協力することとい通り動物病院（文京区）に連れて来ました。

 

サビ猫さんは、推定１０歳前後。左耳先にカットがあり、千代田区で行政とボランティアが連携協力して不妊手術を行い、元の場所に戻して、地域で食べ物を与えられていた、いわゆる「地域猫」でした。

 

 

暖かい診察室で保温され、静脈点滴を受けて、一時は頭を持ち上げ四肢で身体を起こすことができるようになりました。回復を願っていたのですが、助かりませんでした。

 

都心のオフィス街では、年末年始になると、会社も店も閉まり、寒さが厳しくなっても潜り込む建物はありません。在勤者が食べ物を与えることがなくなり、居住者も旅行や帰省などで不在のこともあります。

 

 

サビ猫さんは、厳寒の街をさまよい食べ物を見つけられないまま、飢えと低体温で弱っていったのだと思われます。

 

クラウドファンディングへの挑戦が始まって２９日目。冬に高齢の地域猫が凍死していく社会を変えたいです。「みんなのシェルター」を必ず実現したいと思います。さらなるご支援、応援、シェア、どうかよろしくお願いいたします！