能登半島地震で被害にあわれた方々、動物たちへのお見舞いを申し上げます

１月1日に石川県で発生した震度７の地震、

それにともなう津波による被害の全容はまだわかっていませんが、

人も動物も無事であることを願ってやみません。

道路が寸断されるなどで交通網にも混乱が見られていますが、

被害にあわれた人と動物への支援がすみやかに行われますように。

私たちは被災地から距離のある東京都心で活動していますが、

ペットの保護等を必要とされる方がいらっしゃったら、お手伝いさせていただくつもりです。

さて、私たちは昨日、３台の捕獲器を設置しました。香ばしい匂いのする焼き魚も入れて。１２年前に去勢手術を行い、その後、元の場所に戻した茶白の猫、推定１３歳を保護するためでした。

猫は、大学と教会と土手を行き来して暮らしています。「自分も高齢になって、食べ物を与えにこれからも土手まで来られるか自信がない。保護して老猫ホームに入れてあげてほしい」近所に住む高齢男性から再三、保護を頼まれていたのでした。

国際ホテルの宿泊客の外国人観光客からも「猫がいて驚いた」「猫を保護してもらえないか」とメッセージを受けたことも複数回。

昨日、捕獲器を設置する直前、茶白猫さんは目の前を横切り、土手をぴょんぴょん駆け上がっていきました。その後、定位置の木の根元で毛づくろい。少し近寄ったら、食べ物を期待する顔つきでこちらを見たのですが…。やはり捕獲器にインすることはありませんでした。

一定の距離を超えて近寄ると、ささっと逃げるので、タモ網も使えません。

年末年始も水と食べ物を与えている人たちがいるのは間違いなく、石垣の上には新しい水を入れた器が５か所、置かれていました。

茶白猫さんはまだ元気な様子だし、年末年始も水や食べ物も与えている人が少なくないことが確認できたので、こちらの現場については引き続きウオッチングするとして、ひとまず撤収することにします。