【応援メッセージをいただきました】河野眞さん

河野眞さん

国際医療福祉大学　教授

国際リハビリテーション協会　代表

《自己紹介》

国際医療福祉大学小田原保健医療学部作業療法学科に教授として勤務しながら、国際リハビリテーション研究会という小さな集まりの代表を務めています。2000年に青年海外協力隊としてアフリカのマラウイという国へ派遣されて以降、20年以上に渡って、カンボジア、ベトナム、ウズベキスタン、タジキスタン、トルコ、ミャンマー、ウガンダなどでリハビリテーション分野の国際協力に関わって来ました。

《応援メッセージ》

医療に関する情報は人々の生活だけでなく生命に関わるものです。このため、医療情報へのアクセスの確保は多文化共生社会の実現に不可欠な要素といえます。一方、外国にルーツを持つ人たちが日本に暮らす中で遭遇する情報のバリアは、単に言葉が違うということだけではありません。医療を含むさまざまな情報について、何が公開されていてどこで入手できるのかといった知識が共有されていないことなど、さまざまな
バリアが存在しています。「HELP YOUプロジェクト浜松」はこのように入り組んだ情報バリアへの対応としてとても重要な取り組みです。この取り組みを是非実現し、更にその先に広がる多文化共生社会の風景を見たいと思います。