【応援メッセージをいただきました】下澤嶽さん

下澤嶽さん

平和構築NGOジュマ・ネット共同代表

静岡文化芸術大学教員

《自己紹介》

大学卒業後、英国のCSV(Community Service Volunteers)の1年間ボランティアに参加。帰国後、日本青年奉仕協会、世田谷ボランティア協会を経て、1988年には(特活)シャプラニール＝市民による海外協力の会の駐在としてバングラデシュへ。帰国後、1998年に同会事務局長に就任。2006年7月から2010年3月まで(特活）国際協力NGOセンター事務局長。2010年4月より、静岡文化芸術大学教員。平和構築NGOジュマ・ネット共同代表。

《応援メッセージ》

昨年、担当した学生の卒論が「浜松における医療機関と医療通訳の現状」でした。学生といっしょに調べていくうちに、日本政府の政策も中途半端で、日本の医療機関の厳しい現状が浮き彫りになってきました。浜松市は多文化共生の先進地区と言われていても、この点はほぼ手付かずの実態でした。積極的に対応を考える病院も存在するものの、多くの患者自身が身内や知り合いの助けを頼っていて、深刻で入院や手術が必要な病気の場合に、自分自身が最善の選択をする権利も奪われていることを残念に思っていました。今回はこの試みをきっかけに、包括的に医療通訳のことを考えていく場になっていくといいなと思います。Help You Project浜松さんがんばってください！