2025年みんぱくクラファン｜目標達成の御礼とネクストゴールについて

「世界とつながる―トーテムポールをカナダ先住民のアーティストと造ろう」にご支援くださいましたみなさまへ

みなさまのおかげで、特別展「シルクロードの商人（あきんど）語り―サマルカンドの遺跡とユーラシア交流―（令和8年3月19日～6月2日）」の開催に向けたクラウドファンディングが、目標の400万円を無事達成いたしました。

本当に多くのみなさまからご寄付いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
開始から2週間強の短い期間でこれだけのご支援をいただけたこと、みんぱくへのみなさまの熱い思いと、特別展への期待の大きさを強く感じることができ、身が引き締まる思いです。また、それと同時に、日々、温かい応援コメントを多数頂戴し、関係者一同の何よりの励みになっています。本当にありがとうございます。

いただいたご寄付により、特別展開催に必要な最低限の展示品（特に目玉となる木彫板）の輸送費を確保することができました。一方で、当初の計画の木彫板に加えて、装飾品や封泥、銀器、納骨器、鏡、コインなど、ソグド人の諸相をあらわす貴重な発掘品もお借りし、より充実した内容の展示にすることを新たに目指すこととなりました。その実現には、輸送費や展示品にかける保険料など合わせて、追加で400万円ほどの費用がかかる見込みです。

そこで、クラウドファンディング終了まで、ネクストゴールとして800万円を設定し、最後までご支援のお願いを続けることといたしました。ネクストゴールでいただいたご寄付は、引き続き、特別展展示品の輸送に係る費用として大切に使わせていただきます。

たくさんの方々から温かいご寄付や応援メッセージをいただいたおかげで、 ネクストゴールに挑戦することができます。改めて、御礼申し上げます。みなさまからの想いを無駄にしないよう努めてまいります。

11/17（月）23時の終了まで、どうか変わらぬご支援・情報の拡散へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

国立民族学博物館
館長　關　雄二
特別展実行委員長　寺村　裕史