【残り3日間！】未来フェスの設計：価値循環（その１）

こんにちは、祗園景子です。残すところ3日間、あと40万円となりました！
皆様のご支援・応援に感謝の言葉が見つかりません。本当にありがとうございます。

さて、「価値」って何なのか、皆さんは考えたことがあるでしょうか。
辞書を引くと、以下のように書いています。

1．その事物がどのくらい役に立つのかの度合い。値打ち。

2．経済学で商品が持つ交換価値の本質とされるもの。

3．哲学で、あらゆる個人・社会を通じて常に承認されるべき絶対性を持った性質。真・善・美など。

（引用：デジタル大辞泉）

 

お金に変換できる「価値」と変換できない「価値」があることは何となく分かると思います。あなたがこの時間その場所にいるという存在価値には、お金に変換できない「価値」があります。しかし、最近全てを貨幣価値で表すことができると思っている人が多いように感じることがあります。あなたがこの時間その場所にいるという存在価値も時給に換算して表現しきれると思ってはいませんか。

金額という数字で価値を表現すると、とても論理的に見えて納得感が得られます。しかし、論理的であることが正しいとは限りません。正しく理解するために論理性を必要としますが、論理性が正しいことである必要十分条件にはなりません。

 

 

私は、生命工学者です。遺伝子工学（いわゆるバイオテクノロジー）を使って、かつては遺伝子組換え作物を創る研究に携わっていました。しかし、皆さんもご存知の通り、遺伝子組換え作物は日本のみならず多くの国で栽培が禁止されています。どれだけ栄養価の高い作物であっても、ワクチン効果のある作物であっても、研究室内の遺伝子組換え作物は社会へ価値をもたらすことはありませんでした。この経験が、私が「価値」を考えるきっかけとなっています。

 

では、未来フェスの価値は何なのでしょうか。役に立つのか？交換価値があるのか？絶対性をもった性質があるのか？それはまたの新着情報で。