「コアコミュニティ」　田中絵美さん

kaigoカフェ　ファシリテーター講座を受けてくれた人が立ち上げているカフェのご紹介です。

 

今回は長野県で「コアコミュニティ」という団体を立ち上げている田中絵美さんをご紹介します。

 

 

 

長野県の南信で、かいご現場で働く方やふくしに携わっている方のための居場所づくりやイベントを企画し運営しております「コア・コミュニティ」の田中と申します。

 

現場で働く「想い」がある方ほど、自分の福祉や介護に対する想いが貫き通し切れず、やるせない気持ちや身体的な理由でバーンアウトされてしまう姿をたくさん見てきました。そして、残念なことにその多くの方が福祉の業界より去って行かれました。その度に私自身悔しい思いをし、このままではダメだ！と強く思っていた時にkaigoカフェの高瀬さんと出会ったのが活動の大きなきっかけです。

 

kaigoカフェのコミュニティの場を知り、私も福祉の現場で働く人が、

 

「きらきら仕事をし続けるように」

「夢をもって仕事ができるように」

「大好きな福祉を諦めないように」

 

『ふくし』『かいご』『仲間づくり』をキーワードに居場所づくりがしたい！と、身近な仲間に声をかけました。

 

３ヶ月に１回程度の飲み会から始まり、飲みながら事業所の垣根を越えて長野県の福祉を担ってこられた先駆者（レジェンド）の話しを聞く。自分の事業所の先輩には漏らせない悩み事や愚痴を聞いてもらう中で、自分自身がやっている「かいご」「ふくし」に自信をつけて現場に戻って、また頑張れる。そのサイクルを仲間と共有しました。

 

その後、キャンプや料理作り・ワカサギ釣り・スノーボードなどリフレッシュできるイベントを企画し、家族・友達と少しづつ輪を広げ１人から始まった活動が今では50人弱の仲間がおります。

 

楽しいことだけではなく、学ぶ気持ち・１人１人の介護人としてのスキルアップを目指したい。と仲間より声が上がり、自分達だけで大きなセミナーを企画し成功させる夢を抱き行動に移しました。

 

介護業界では有名な「三好春樹先生」を自分たちの力でお呼びし、集客の活動をコツコツとし、長野県中の介護人200名以上を呼び込むセミナーも成功させました。

 

経営者でもない私たちですが、仲間が集まることで大きな力となり、夢を達成することが出来る喜びや自信が徐々についてきている現在です。