運転シミュレーターで合格者が出ました！

脳卒中発症後の高次脳機能障害や運動麻痺の患者さんに対して、従来は机上の神経心理的検査を行い運転の可否について検討していましたが、実際の運転とは異なる部分も多く課題となっていました。

今回、運転シミュレーターを導入したことで、運転操作の技能確認や運転に必要な注意機能・情報処理能力についても評価・訓練ができるようになりました。

導入から5ヵ月、延べ15名の患者を支援し、最終判断は公安委員会によるものですが、7名の方が合格され自動車運転の再開に至っています。

患者Aさんからは「実際にハンドルを握り、アクセル・ブレーキ操作もできる。画面には信号機や中央線もあり、リアルな運転を体感できるため良いトレーニングになった。」とコメントも寄せられました。

今後も地域の”あし”を守るリハビリテーションを提供していきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。