【こんなに懐いているのに・・・なぜ？】

こんにちは

すっかり秋めいてきましたね！

 

いつもご支援有難うございますm(__)m

 

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今年は、保護依頼のある傾向が顕著になっています。

 

それは、犬も猫もご高齢の方が飼えなくなった、または、入院入所をされて置いて行かれた、というものが圧倒的に多い事。

また、保護される猫たち、ほとんどが人慣れ十分の、絶対飼い猫！という子が多いのです。

 

そして、この二つの現象はつながっていると思われます。

 

 

ご高齢の方の中には、

「犬や猫のことは周りに相談できることではない」

というよう感覚が強く働いているようです。

 

かつて犬猫の寿命は１０年未満が圧倒的。

今のように長生きするイメージがないことも。

例えば、７０歳を過ぎて子犬や子猫を飼ったとしても、８０歳前、自分がまだ動けるうちに完了する、というような感覚です。

また、不妊手術の必要性を理解できず、気づいたころには数十頭に！

 

そうした方々が、ついに入院入所となった場合、

「状態の悪い動物たちであふれている」という状況になっていたりします。
また、身の回りのことができず荒れ放題の中、唯一寄り添ってくれる犬猫とまるで共倒れのように過ごしておられることも珍しくありません。

 

身内に引き継がれるケースは少なく、特に猫はほとんど行く先がありません。

入院などの騒動の中、放置される、外に出される、遺棄される、ということが、

「人なれした飼い猫が彷徨っている」

現象を作り出している可能性も高いのです。

 

人生の最期に心通わせ、ぬくもりをくれた犬や猫。

その行く末を案じない飼い主は無いでしょう。

でも、最初からあきらめている、考えないようにしている事が多く、訴えることもされません。

 

「保護するしますから安心してくださいね」

とお伝えしたとたん、

なみだを流され、「かわいいんだ・・・」と

今までの想いを話される方も。

 

殺処分減をうたい、いくら動物愛護法ができても、この問題が解決されなければどうしようもないのです！

 

これは、人も犬猫も長寿となり、家畜から伴侶となった現代において、社会福祉の問題ととらえなければなりません。

 

今現在公的には、支援も未然に防ぐ仕組みも、理解さえない状態です。

現在、部屋が足らず、簡易ケージで過ごしている猫が１３頭。

預り先も見つかりません。

里親さんが決まるのは、どんなに頑張っても全体数から見ればほんの僅か・・・

 

高齢になってきた預りっ子に次々発生する病気。

加えて、飼い主が残していった犬猫たちは、何らかの病があることが多く、まずは治療から開始する必要があります。

 

「場所」・「人」・「資金」

の不足は、深刻です。

何とか行政と一緒に取り組みたい！！

 

来月は下呂市にて、福祉関連方々の研修会でこうした実態をお伝えし、見守りのポイントについてお話をする予定です。

 

できることはなに？

走りながら探しまわる日々です！

 

何とか前進できますように(*^-^*)

 

引き続き応援をよろしくお願いいたしますm(__)m