多頭飼育崩壊現場へ緊急フードを届けてまいりました！

こんにちは。

もりねこ代表の工藤です。

みなさま当プロジェクトへの応援本当にありがとうございます！

公開から3日目となりましたが、スタートダッシュ目標の30%をすでに達成することができました。

まだまだ先は長いですが、チャレンジ期間の最後まで頑張ってまいります。

 

本日は花巻市の多頭飼育崩壊現場までみなさまからお寄せいただいた緊急支援のフードを届けに行ってまいりました！

 

 

当初の家主さんの申告では20匹くらい、、、とのことでしたが、

やはり30匹以上はいそうです、、、

 

 

今回は１ヶ月分は持つくらいの量をお渡しできました。

 

お盆明けにもりねこ診療所にて一斉TNR手術を実施する予定ですので、それまではしっかりごはんをあげて体力をつけさせていただくようお願いしてまいりました。

 

TNRにかかる費用も全てもりねこが無償で実施することになります。

私たちもこのとおり余裕があるわけではないのですが、それ以外の方法で解決する手段がないのが実情です、、、

 

ねこたちにごはんをあげながら、ぽつりぽつりとお話しをしてくださる家主さん。

最初は3匹ほどだったのに、あっという間にこんな数にまで増えてしまった。

おうちの中もあらゆる場所がトイレの状態になっていて、生活も破綻し本当に苦しい状況だと。

 

高齢で体調も悪く、ご自身の食べるものさえ満足に調達できない状態の家主さん。

キャットフードも値上がりし購入することができなくなり、人間用のお米をねこたちを分け合って何とか暮らしていらっしゃっいました。

 

この方を責めたところで決して問題は解決しないのです。

 

それよりも、心を開いて、ねこたちのために前向きに行動していただけるよう手を取り合うことが必要です。

 

こんな現場を見るたびに、

「ねこもひとも、しあわせに。」

という理想がどれだけ難しいことかと突きつけられます。

 

さらに言えば、このおうちだけが決して特別なことではなく、氷山の一角で、

保健所や社会福祉協議会の方が把握しているだけでもこの地域にもまだまだ

同じような状況の方がいらっしゃるとのことです。

 

理想やきれいごとではなく、

このような問題にどうやって向き合っていけばよいのか

地域に暮らす私たちひとりひとり、

政治家や行政、企業の方々など、

あらゆる立場の方がもっと本気で考えていかなければなりません。

 

こんな苦しい状況が、

見過ごされ続けている現状を変えていくため

どうかみなさまお力を分けてください。

 

正解はまだ見つけられてはいないのですが、

もりねこは、さまざまな専門家の方のお話しも伺いながら

何とかして未来を切り開いていきたいと思っています。