住職のひとりごとコラム:　復興への想いと現実

スタートから4週間が経過しようとしています。

この挑戦についてさまざまなご意見があることは、真摯に受け止めております。その上で、クラウドファンディングやご寄付をお願いするのは、決して住職の力では、この困難を乗り越えられないからです。

 

まるで「くれくれ坊主」のように、ひたすらに支援をお願いする姿は、皆様の目にどう映るかを心配して、友人から連絡をもらうこともあります。しかし、どうしても成し遂げたいことがあるのです。それは、このお寺の復興を通して、再び希望の光を灯すこと。

 

しかし、現実はあまりにも厳しく、一人の力では、時間も資金も到底足りません。クラウドファンディングやプロフェッショナルの力を借りなければ、復興は実現しないのです。

 

他の寺院の状況はわかりません。ただ、当山に従業員はいないため、寺族（家族）で、できる限りのことをしているつもりです。しかし、そこには、計り知れない犠牲があります。それでも、こうして皆様から温かいご支援をいただけることに、心から感謝しております。

 

人の優しさ、繋がりの尊さ。失いかけた希望の光。皆様とのご縁が、前に進ませてくれるのです。どうか、皆様の温かいお力をお貸しください。共に、この困難を乗り越えたく存じます。

 

復興を決意した7年前からは、仕事と法務に加え、視察と作業が加わり、寺族にとっては激務の日々となりました。一番最初に行ったのは祠に明かりを灯す計画をしました。ハンマードリルやハツリを初めて使いました。下の画像は、手書きライトアップの計画と２年後の完成した様子です。

住職の一週間

 * 平日：外での勤務による外貨獲得、帰宅後は法務や会議

 * 土日：法務や作業、状況に応じて視察、お世話になった方へのご挨拶　

週末の活動詳細例

 * 3月22日（土）

   * 法務

   * 法事の御斎（お食事）に同席

   * 満中陰法要

   * 法務

   * 工事の打ち合わせ

   * 山での植樹作業（18時まで） - 「三木と園」さんが手伝いに来てくださいました。

 * 3月23日（日）

   * 法務

   * 法務

   * 法務

   * 先週のイベントで山に出店してくださった方々へのご挨拶

   * 妹家族が来たため、食材調達

   * 山での植樹作業（17時30分～18時30分） - 今日は娘と甥っ子が手伝いに来てくれました。

作業は、奉賛会や地域の方々、そして寺族で頑張っています。

それでも資金の調達はかなり難しいためクラウドファンディングに挑戦しております。
寛容なるご理解とご協力をお願いします。