プロジェクト開始2週間

プロジェクトを15日にスタートさせて2週間が経ちました。1週間を過ぎると中だるみ、なかなか支援が伸びないと言われていましたが、ありがたいことにこの1週間もいろいろな方からのご支援をいただいております。本当にありがとうございます。

さて、26日に山口ケーブルビジョン様から現地での取材を受け、27日～28日にかけて放送されたまちかどニュース（全6回放送）で扱っていただきました。

市原住職が江戸時代の興隆寺の境内の図をお見せし説明をしたり

釈迦堂の前でインタビューを受けられていました。

釈迦堂には興隆寺の本尊で、山口市有形文化財に指定されている木造釈迦如来坐像が安置されています。

この釈迦堂の屋根の老朽化もひどく、室町時代から伝わる釈迦如来坐像への影響も心配されます。

そして、住職がインタビューで答えられていたのが、

 

江戸時代までは大内氏に続いて毛利氏の庇護を受け、寺の格もとても高かったのですが、明治維新後の廃仏毀釈で衰退し、檀家の無い興隆寺ですので、その時に無くなってもおかしくなかった。ただ、歴代の住職や地域の皆様の尽力により今日まで保存されてきました。私の代で無くしてしまうのは本当に心苦しいので、どうにか永く伝えていきたい

 

という風にいわれていました。住職のそういう思いが地域の皆様や各地に伝わっているから、周辺の整備やこれまでの修繕に多くの方が力を貸してくださっているのだと思います。

今回も、住職の何とか残していきたい、そうした声に心動かされ、いろいろな方が支援してくださっています。

まだまだ目標には遠く及んでいませんが、少しずつ、お力を貸していただけると嬉しいです。

ケーブル放送の効果でしょうか、今日閲覧された方の人数が増えています。お気持ちで構いません。地域の宝、一度無くなってしまったら二度と戻ってきません。今、やらなければいけない修復です。どうかよろしくお願いいたします。