パリ公演レビュー出ました！そしてワルシャワ開幕です。

ご支援、応援のメッセージを下さった皆さま、また、支援の輪をSNS等で広げて下さっている皆さま、本当にありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

本日も清水さんは怒涛の1日でしたため、制作・奥田が現地の模様をお届けいたします。

 

パリ公演のレビューが出ましたので、まずはそのニュースからお届けします。こちらのリンクからどうぞ。残念ながら、制作スタッフの中にはフランス語ができる人間がいませんので詳細な内容をご説明はできませんが、能が今もまだ変革を続けているという点はどうやら評価をいただけたようです。

 

さて、次はワルシャワの様子です。本日は、水上宮殿でワークショップおよび「長崎の聖母」の上演がありました。美術品の展示場所かつ文化遺産という、本来は舞台芸術に使用しない場所をお借りしているので、普段と勝手は違いますが、キュレーターのヨアンナさんをはじめとするワジェンキ美術館の皆さんのサポートを得て、準備開始。「長崎の聖母」コーラスの代わりに独唱してくださるアグニェシカさんも加わって、10時半から大まかな流れを確認し、あっという間に12時からの開始となりました。

 

本日の司会は、カルポルクさん。

 

 

まずは清水さんとヨアンナさんの挨拶があって、仕舞「天鼓」「山姥」を披露。

 

 

 

次に、お囃子方による説明や実演があって、舞囃子、そして「長崎の聖母」となりました。非常に音がよく響く会場だったので、出演者の皆さんは少々苦労されたかもしれませんが、アグニェシカさんの声はよく響いていました。明るい日の光が差し込み、彫刻に囲まれて、シャンデリアの下での「長崎の聖母」は、また随分と違う雰囲気になっていました。

 

 

 

 

 

「長崎の聖母」の後は、小笠原さんによる狂言ワークショップです。狂言の型では、笑いや怒りをどのように表現するかを実演。お客様も興味津々だったようです。

 

 

狂言ワークショップが終わると、全員が再度登場、「この面は今回のために作ったのか？」など客席からの質問に答え、最後に「猩々」を謡って2時に終了となりました。

 

お忙しい中、自ら走り回って私たちの希望に応えて下さったヨアンナさん、カルポルクさん、本当にありがとうございました。

 

明日はいよいよツアー最後の公演となります。どうぞお楽しみに！