大阪・関西万博2025のペルーパビリオンで248点新発見を発表、具象的な地上絵は893点に。

こんにちは。NAPRAです。

本日（7月28日）に大阪・関西万博2025のペルーパビリオンで当協会のアドバイザーの坂井正人卓越研究教授がAIを活用した現地調査により、新たに248点の地上絵を発見したことを発表しました。

これによって動物や人間などを表わした具象的な地上絵の総数は893点に達しました。

ネコ科動物の地上絵（2023年発見）提供：山形大学ナスカ研究所

新たに発見された地上絵の多くは小道に沿って特定のテーマ毎に配置されていたと考えられます。それぞれの小道では「人身供犠」「野生の鳥」「家畜」といったテーマが表現されていたとみられます。これは物語やメッセージを伝える目的で意図的に構成された可能性を示唆しています。

地上絵は共同体の信仰や記憶の継承と深く結びついた、文化的な営みの一部として機能していたと考えられます。

ペルーパビリオンでは新発見の地上絵のパネル展示が始まりました。

8月上旬には日本初公開を含むナスカ時代の本物の土器などが展示される予定です。

一般社団法人ナスカ地上絵協会（NAPRA）

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