
支援総額
目標金額 1,250,000円
- 支援者
- 105人
- 募集終了日
- 2013年10月18日
ワインタグ完成!!!
みなさんこんばんは!実行者の永沢です。
ご支援が30万円を超えました・・・!ご支援くださっている方々、本当にありがとうございます。
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、3万円以上ご支援いただく皆様へ送付させていただきます「イチゴワイン」の「タグ」が完成いたしまして、プロジェクトページへ掲載させていただきました。
こちらです。
このタグは外部に住んでいらっしゃいます、デザイナーの「猫田耳子」さんに作成していただいたものです。ご縁がありまして、知人に紹介頂きました。
お話しさせていただきまして、想いにご賛同いただき、作成していただきました。
作成期間はほぼ1カ月でした。しかし、ほとんど無償での作成にもかかわらず、お仕事の合間を縫って丁寧に想いを聞いていただき、本当に細やかな気配りの中で作成をしていただきました。本当に素敵なタグに仕上げていただき、自信を持って皆様に紹介できる日を迎える事が出来ました。
何より猫田さんの、
震災に、圧倒的な当事者意識を持って向き合っていらっしゃる姿に感銘を受けました。
日本のあちこちで震災への風化が叫ばれ始めているいま、このプロジェクトの支援者の皆様を始め、こうして立ち上がろうとする被災地に手を差し伸べてくださる方がいる事に、心から感謝しております。
今回は、タグを作成していただきました猫田さんに「タグへの思い」を語って頂こうと思います。それでは猫田さん、よろしくお願いいたします。
通りすがりのデザイナーです。猫田耳子と申します。
大きな地震が起きた日、わたしは東京にいました。
東北のみなさまが感じたものとは比べ物にならないけれど、
それでも9階建てのマンションは今までの人生で体験したことの無いほど揺れに揺れて、身体に別状はないのに、わたしの心はずたぼろでした。
当時働いていた職場の上司が宮城県気仙沼の方で、
震災後1ヶ月程経ちわたしの心もようやく落ち着いた頃、その上司と偶然ゆっくり話す機会がありました。
「わたしは東京にいて、身も安全なのにこんなにもぐらぐらして、どうすれば良いのかわからないのです」と伝えると
上司はわたしが絵を描いたりものを作ったりしていることを思ってか「じゃあうちの家族や町の人に絵を描いてよ」と言いました。
「何を描けばいいのかわかりません」と戸惑うと、上司は少し考えて「そうだな、海とか。本当は穏やかで綺麗な気仙沼の海を描いてよ」と。
それだけ提案されたのにも関わらず、見たことも行ったこともない場所の、そして今や変わり果ててしまった場所の美しい瞬間を
描こうととても思えず、上司の要望に自分の持っているもので応えることが出来なかったことがずっと心の何処かに引っかかっていたのです。
絵を描く事にも、ものを作ることにも向き合わず、
それでも何かをしなければいけないという焦りだけを持ち、友人を頼って亘理町にボランティアに行きました。
ボランティア先で出会ったご夫婦はわたしのような人を
「縁もゆかりもない地へボランティアに来てくれるなんて本当にありがたい」と感謝し、褒めてくださったけれど
違うんです、わたしはただ自分の震える心を、なんとかおさめたくてここに来たのですと非常に申し訳なくなりました。
時は過ぎて2年経ち、すっかり心の震えも溶けて無くなった頃こちらのお話を頂きました。
はじめはいちお仕事として、また現地で頑張る友人達を応援する気持ちで受けたものなのですが
作成しているうちに、これはもうあの頃とは違う、自分の心だけを慰めるためだけの行為ではないということに気が付きました。
主催の永沢さんと遠距離ながらも何度か打ち合わせを重ね、亘理町に直ぐには行けないわたしの代わりに
写真や文章でたくさんの亘理町の魅力を精一杯伝えてくださったものを、その熱意そのままに絵に起こしていきました。
2年前描けなかった絵を、描くことができている。
人や場所は違えど、時をかけようやくわたしは誰かのために何かをすることができている。
まったく、自分勝手なお話ですが、このタグを作成できることはわたしにとって自分を越える大きな機会となり、
この機会を与えてくださった永沢さん、ひいては亘理町のみなさまに非常に感謝しています。
そして、わたしの制作に対する執着心に飽きずに懲りずに付き合い、
素敵な熱意ある言葉で共に完成させてくださった永沢さんに重ねて、感謝致します。
気球を飛ばすことも、タグを作成することも、直接的には「復興」とは思われないことなのかもしれません。
町を作る上ではインフラ等が第一だと十分理解した上で、それでもこうした大きなモチーフや理想、熱意があることが
これから町を作っていく人々のどれほどの力になることかということを、わたしは信じていたいと思うのです。
猫田さんありがとうございます・・・。
震災後、どうしても被害の大きかった被災地へフォーカスが集中しました。しかし、猫田さんのように大きな地震にショックを受けた方は少なくないと思います。。。
様々な方のお話を聞かせていただく中で、建物のように、目に見えない「心」の復興が実は一番遅れているのではないか、と思うときもあります。
わたりグリーンベルトプロジェクトは防潮林や沿岸部全体と言った「ハード」面の復興を目指す側面があります。熱気球フェスティバルはそのわたりグリーンベルトプロジェクトの派生プロジェクトして「心(ソフト面)の復興」を目指すという点を強く持ちたいと思っています。
運営しながら町を、仲間を見直す。
熱気球から発見をする。「まちはこんなに傷んでいたんだ」と。
思い切り楽しむ。「わたりにはこんなに楽しいお祭りがある」と。
傷んだ沿岸部で希望を持つ。「私たちは動き始められる」と。
一瞬でも心が動き、震災と町・自分とのかかわりについて考える瞬間が芽生えるような時間を作れたら・・・と今、強く思っています。そして、一人でも多くの人と活力を蓄えられるような日にしたい。そう、思います。まだまだ皆さんのご支援が必要です。どうか、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
リターン
3,000円
●当日写真つきThank you letter
- 申込数
- 53
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
【引換券バージョンアップ!!!】
●共に頑張る山元町「工房地球村」のバスボム
※亘理町に隣接する山元町の障害者施設「工房 地球村」で作られているバスボムです。
私たちと同じ志で「心の復興」を大切にしながら活動されています。となりの町同士、「仲間」として復興のために頑張る地球村。復興への「想い」が詰まった作品です。
●当日写真つきThank you letter
●町の元気なおばちゃん手作りイチゴとフクロウのあったかキーホルダー
●当日参加者撮影写真アップロードサイト独占配信
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
●当日写真つきThank you letter
- 申込数
- 53
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
【引換券バージョンアップ!!!】
●共に頑張る山元町「工房地球村」のバスボム
※亘理町に隣接する山元町の障害者施設「工房 地球村」で作られているバスボムです。
私たちと同じ志で「心の復興」を大切にしながら活動されています。となりの町同士、「仲間」として復興のために頑張る地球村。復興への「想い」が詰まった作品です。
●当日写真つきThank you letter
●町の元気なおばちゃん手作りイチゴとフクロウのあったかキーホルダー
●当日参加者撮影写真アップロードサイト独占配信
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし

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- 現在
- 4,130,000円
- 支援者
- 109人
- 残り
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