自家製干し柿を用意しています～リターンについて

リターンに自家製干し柿をご用意しています

　我が家には、渋柿の木が５本あります。種類が違うので実の形も結実する時期も違います。干し柿にすると味わいにも違いが出ます。

　干し柿作りは毎年１０月下旬から１１月にかけてが時期です。我が家の干し柿はもちろん無農薬無化学肥料栽培です。皮むきも私自身が手むきします。

子供の頃は冬の時季の私の大好きなおやつでした。

干し柿は日本の伝統的な冬の保存食です。ドライフルーツと言ってしまうとどうってことないような響きですが、実はこれ、とても栄養価の高い食品なんですね。

生柿は体を冷やしますが、干し柿は胃腸を丈夫にして内臓を温めます。表面につく白い粉は、柿霜（しそう）と呼ばれます。粘膜をうるおし、せきを止め、たんを取り除く作用があります。慢性の気管支炎や肺結核の予防に有効なのです。冬に食べられる意味が分かりますね。今のコロナ風邪の予防にあったらよかったです。

糖度計で計測すると、メロン14～18、ぶどう17に対し、渋柿は乾燥前でも糖度20以上を持っています。それが干し柿になると糖度はさらに、４倍に凝縮されるんですね。

ミネラルについては、特にマンガンやカリウムが多く含まれています。カリウムは血圧を下げる効果があります。マンガンは常に体内にあるもので、疲労回復や骨粗鬆症などに効果があるとされています

ビタミンについて。βカロチンは干す事によって生み出される成分なのですが、これは抗酸化力が強い成分です。体の酸化（老化現象）を抑えてくれます。また体内に入る事で一部がビタミンＡに転換されビタミンＡの効果も発揮します。免疫機能等の人体の保護機能を高めてくれます。

渋み成分が実に体によく、抗酸化物質として体内で働きます。肌の引き締めや腸内環境の調整などです。抗酸化物質だと言う事は美容にもいいと言う事です。抗酸化物質ですから当然体の保護機能にすぐれています。クリプトキチンサンやビタミンＡに変化することから、優れた抑制抗がん物質となって体を守ってくれます。皆さんにぜひご賞味いただきたいです。