日本代表の古生物-ニッポニテス-3D化PJ 彼らの魅力を全世界へ!
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支援総額

2,409,000

目標金額 1,000,000円

支援者
138人
募集終了日
2019年9月27日

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2019年09月25日 14:17

#アンモナイト豆知識 古生態編1

今回のクラウドファンディングとは直接の関係はありませんが,せっかくの機会ですので「異常巻きアンモナイト」の学名の由来や進化,生態についてご紹介すべくTwitter上で #アンモナイト豆知識 を展開中です.少し字数が多くなってきましたので,今回からクラウドファンディングサイト上の新着情報に掲載することにしました.

では早速,異常巻きアンモナイトの生態(≒生き様)についての研究例の一つをご紹介します.

 

 

ユーボストリコセラス・ムラモトイは海底で生息していた!?

 

アンモナイトの殻表面は種ごとに,つるんとしたものからでこぼこしたもの,中にはとげのあるものまで,様々です.異常巻きアンモナイトの場合は,ほとんどが肋と呼ばれる“でこぼこ”があります.このでこぼこに着目して研究したのが愛媛大学の東浦幸平氏と岡本隆博士です.

彼らは,「ユーボストリコセラス・ムラモトイ」(写真:三笠市立博物館提供)が多くの先行研究で前提とされていた「中立浮力」で水中に浮かんでいたとする仮定を見直し,新たに,その生物が負の浮力を有し,海底に沈んでいたものと仮定し,理論形態のシミュレーションを行ないました.

浮遊生を前提としたシミュレーションで描かれた殻表面肋の傾きの理論形態は,実際の化石とは合わないことが判明した一方で,底生を前提として描かれた理論形態の肋傾斜は実際の化石によく合致するという結果が得られたのです.

このことから,少なくともユーボストリコセラス・ムラモトイは,海底に接地した状態で暮らす「底生生活者」であった可能性が高いと結論付けられました.他の異常巻きアンモナイトでも,様々な仮定のもとで理論形態を作ると,それぞれの生活様式が明らかになるかもしれません!

 詳しく知りたい方は彼らの論文をお読みください.日本古生物学会発行の和文誌「化石」に掲載された論文はすべて無料でお読みいただけます.

論文へのリンク>>

リターン

3,000


お礼のメッセージ

お礼のメッセージ

・日本古生物学会からのお礼のメッセージ
・クラウドファンディング限定 古生物ステッカー

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

5,000


【クラウドファンディング限定】ツク之助グッズ・ミニコース

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・日本古生物学会からのお礼のメッセージ
・クラウドファンディング限定 古生物ステッカー
・クラウドファンディング限定 古生物タオル
・クラウドファンディング限定 古生物キーホルダー

※各1点になります。
※本リターンはイラストレーターのツク之助さんが本プロジェクトのために協力していただく限定品です。詳細はページ最下部をご確認ください。

申込数
41
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年11月

3,000


お礼のメッセージ

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・日本古生物学会からのお礼のメッセージ
・クラウドファンディング限定 古生物ステッカー

申込数
8
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制限なし
発送完了予定月
2019年11月

5,000


【クラウドファンディング限定】ツク之助グッズ・ミニコース

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※本リターンはイラストレーターのツク之助さんが本プロジェクトのために協力していただく限定品です。詳細はページ最下部をご確認ください。

申込数
41
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制限なし
発送完了予定月
2019年11月
1 ~ 1/ 13

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