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- 2024年11月30日
遠藤卓也(未来の住職塾・理事)×対談レポート|お寺のソーシャルデザインについて考える
11月22日(金)に〈もやい〉のYouTubeにて、一般社団法人未来の住職塾の理事 遠藤卓也さんと対談しました。
本記事ではこの対談でお話した内容を、一部抜粋してお届けします。
本編はアーカイブを残しておりますので是非ご覧ください!
本編はこちら
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大西連(もやい理事長)、遠藤卓也(一般社団法人 未来の住職塾)
お寺の運営や経営を学ぶための塾として、2012年に活動をスタート。寺離れや檀信徒の減少、仏事の縮小、減収…各お寺が色んな環境下に置かれる中で、「お寺の事業計画書」を作成することでお寺の未来を守る活動をしている。
今、お寺にはどのような影響や課題があるのか
遠藤卓也(以下、遠藤):都市と地方で大きく異なりますが、地方でいえば過疎問題がすごく大きいと感じます。お寺を解散しなければならないかもしれない、という危機感を抱えている住職さんもいらっしゃいます。一方で人口が集中する都市部においては今日のテーマでもある葬儀やお墓などをどうしていくのかという悩みに溢れているなという印象です。
大西連(以下、大西):私たち〈もやい〉も葬送支援を2008年くらいからやっていて、支援する方々が亡くなられた時にお骨を引き取ってくれるお寺さんを探したりしましたが中々見つからず、今は台東区にある光照院の住職さんのご厚意で宗派に寄らない形で葬送支援を行うことができています。
光照院さんとの出会いがなければ、もしかしたら葬送支援自体できなかったかもしれないですし、光照院さんは我々だけではなくて他のNPOや医療法人さんのお墓を担っていたりしていて、他の寺院さんでは受けてくれないような部分を担ってくださっているので、持続可能性というところではまだまだ課題を感じています。

〈もやい〉のようなNPO組織とお寺との連携をどうするべきか
遠藤:私自身が知っているお寺のご住職さんも、〈もやい〉さんの活動を知ってSNSなどでシェアしてくださっている方もたくさんいたので、そういう方々と繋いでいくことも第一歩になるのかなとも思っています。
あとは大西さんの話を聞いてもらって、どういったことなら協力できるかなどを明らかにしていけるともう少し意欲を持って協力したいと思ってくださる寺院さんもたくさんいらっしゃると思います。
大西:そうですね。今回の調査は生活困窮支援などを行う支援団体寄りの調査ではありますが、実態が見えて終わりではなくて次のステップとして活動している団体が葬送の活動をしていた場合にどのような課題があるのかなど、地域で同じような課題やニーズを持った人たちと繋がって、どういう支援ができるのか、公的な支援の必要性などが見えてくると思っています。その辺りを上手く組み立てながら葬送が本来どうあるべきなのかなど、何かしらの道筋が見えてくるといいなと思っています。
遠藤:今まではお互いの歩み寄りみたいなものが面としては少なかったと思うので、お寺としても葬送支援について学びたいと思われている方もたくさんいらっしゃると思うので、具体的に動き出していくためにみんなで考える場などを設けたいですね。

増え続ける葬送支援のニーズにどう応えていくべきか
大西:亡くなった後にどうするかのニーズが増えてきていて、身寄りがないというのが単純に親族がいないケースもあれば、虐待だったりで実家の墓には入りたくないという事情もあったりなど、様々なケースがあります。そういう方々、全員を受け入れられるキャパシティが我々にあるかというと現実的には難しいので、現場レベル、当事者レベルの視点からどれだけ仕組みを作れるのかが大事だと思っています。
遠藤:そうですよね。困りごととして現れてこないとどう手を差し伸べていいか分からないと思うので、知っていただくことが大きな一歩になりますよね。
大西:どう見送られたいかは魂に近い、とても大事な尊厳であり大事なポイントだと思っています。こういう話はしづらい部分もありますが、もっと語られるような環境や仕組みづくりが必要だと思っているので、今回の調査も見送るとはどういうことなのか、議論の場で用いていただいていいと思います。
遠藤:私自身も色んなお寺さんと話していく中で孤独死してしまった檀家さんがいらっしゃったり、お寺さんがお宅にお伺いすることが安否確認にもなっている側面もあると伺っています。大西さんの話を聞いてニーズを捉える範囲が幅広いんだと感じました。
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本記事でご紹介したのは、配信のごく一部です。続きはもやいのYouTubeチャンネルで、ぜひご覧ください!
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