仙台に本社がある河北新報より取材を受けました！

前作「よみがえりのレシピ」で描いた在来作物の物語は、もしかしたら脱成長という時代への、メタファー（隠喩）だったのだと思います。なぜ高度経済成長の時代に忘れ去られた在来作物が、注目されるのか興味をもったのがきっかけで取材をしていました。成長をしようと制度変革を推し進め、より生き辛い社会になってしまった現代が求めていた答えが在来作物に内包されていたのだと思います。均一と規模を求め続け、拡大と成長を求め続ける工業型の社会からの転換が、今地方で始まっていると感じています。

そんななか、映画を取材したいということで、河北新報からの取材を受けました。河北新報は創立120周年で、脱成長の道しるべとして昨年は数々の特集をしてきた会社です。その趣旨を要約した記事と、取材をうけた記事を一緒にご一読いただければ幸いです。

＜河北新報120年＞次世代へ東北像提案
http://www.kahoku.co.jp/tohokune…/201701/20170117_15023.html