プロジェクト2日目

OFFICE　K.Enの遠藤です。

現在開業に向けHPの制作やコンサルタント資料の制作を少しづつ進めております。

今日はコンセプトに沿った運営をすることがなぜ業務改善や運営・経営改善につながるのかのお話をさせて頂きます。

私は以前東京でレストランに努めているときにコンセプトトレーニングというものを受講していました。

すでに40歳を超えていて経験もそれなりにありましたがこの受講で過去の営業での消化しきれなかった違和感がすっきりと消化され、何となく行ってきた行動が如何に低レベルな発想であったかと気づかされます。

コンセプトに沿った運営とは

普通店舗や施設にはコンセプトが決められていると思いますが店舗を開店するときと宣伝などで口にする程度でスタッフ全員にどの程度の意識が共有されているでしょうか。

私がコンサルをした施設や直接運営を行った施設は民間企業や第三セクターなどが運営し経営状態が良くないところからの受託でした。

業務改善を行うため今までの運営手法や経費の使い方まですべてを洗い出しますが同じやり方を続ければ当然、収益も悪いままになります。

そこで運営手法や経費の使い方も含め一旦白紙にし、まず、コンセプトから見直します。

この時大事なことは基本的に上層部だけでなく末端の人たちも集めてコンセプトトレーニングを行いこの施設のコンセプトは何なのかを全員が納得するまで練り上げ運営のすべてをこのコンセプトに沿ってるのか、どうか、この一点に集約させます。

運営の基準や方向性を社長や店長、支配人の個人的な考えではなく施設の掲げたコンセプトに沿っているかどうかにすることで方向性を一本化し、皆が同じ方向を見ながら議論できる環境を作ることで自分たちの施設のカラーやイメージが統一されていきます。

ところで店舗でイベントや企画物、メニューやマニュアルなど類似店舗などが行っていることに影響を受けていませんか。

明日はコンセプトの徹底から行う運営の方向性のお話をさせて頂きます。