治療終了が全ての終わりではない現実

応援下さったみなさま、これから応援を考えて下さっている皆さま、ありがとうございます。

このキャンプは、小児がんを経験した又は、治療中の子どもたちとその家族が対象です。がんという病気を以前より耳にする機会が増え、がんは治る病気なんでしょと、思われている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。小児がんは、治療も辛いものですがその後も安心は出来ません。難治性の場合もあり長く治療を続けることもあります。再発、2次がん、晩期障害も深刻な問題となる場合があります。やっと以前の生活に慣れてきた頃に起こるこれらの問題は、患児だけでなく家族にも多大な影響があります。

これから待ち受ける様々な問題に今、出来る事は心に栄養を蓄える事です。踏まれても踏まれても立ち直る強くてしなやかな心を持つ事。1人じゃないよ。君だけじゃないよ。みんな居るよ。同じ経験をした家族や患児がいるよ。そして、闘病中に支えてくれたこども病院の医療者のみなさんは退院後のみんなも応援してくれているよ。それを少しでも実感出来る場にこのキャンプがなる事を祈っています。どうぞお力をお貸し下さい。ご支援の程、よろしくお願いします。