
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 250人
- 募集終了日
- 2019年10月30日
衛星劇場で『路上の霊魂』『マダムと女房』が放映されます
お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
現在、当館では3月3日まで閲覧室ミニ展示「松竹キネマ100周年」展を行っておりますが、今回、資料を展示している『路上の霊魂』[大正10年]と『マダムと女房』[昭和6年]の2作品が、衛星劇場にて放映されます!
衛星劇場は、松竹ブロードキャスティング株式会社が運営するCS放送の映画専門チャンネルで、松竹映画をはじめとした邦画や洋画、韓流、そして歌舞伎など、多彩なプログラムを放映しています。
『路上の霊魂』は2月に、【松竹映画100周年 プラス・ワン~現存最古の松竹映画~】として、次の日程で放送されます。
8日(土)前8:30~/16日(日)深03:30~/20日(木)後6:30~/24日(月)前8:30~
『路上の霊魂』は無声映画ですが、今回の放映では、活弁が付いた形で放映されるそうです。昨年末に公開された映画『カツベン!』で知った方もいらっしゃるかと思いますが、活弁とは、当時活動写真とよばれていた映画の上映に合わせて、筋や状況を説明する活動写真弁士のことです。略して活弁と呼ばれていました。無声映画を当時の上映に近い形でご覧いただける、絶好の機会です。
そして3月には、『マダムと女房』が放映となります。
【松竹映画100周年 プラス・ワン~日本初トーキー映画~】として、
4日(水)前8:30~/28日(土)後6:00~
以上の日に放映されます。
『マダムと女房』は、五所平之助監督が田中絹代主演で撮った、日本初の本格的なトーキー映画です。
この映画は、劇作家が郊外の文化住宅に引っ越してきますが、猫の鳴き声や子供のぐずり声、そして隣の家から朝晩聞こえてくるジャズに悩まされるというストーリーで、その内容からも音声が重要な役割を担っていることがわかります。また、最初のタイトルも『隣の雑音』というもので、後に『マダムと女房』に改題されました。

上は、当時発行されていた蒲田撮影所の機関誌『蒲田週報』(昭和6年4/19号[254号])です。「四五枚のメモ 『隣の雑音』に寄せる 五所平之助」とあり、監督の五所平之助が映画について語っています。無声映画と発声映画の製作上の違いや、「いろいろの音が気になり申候」と音について気にしてしまう様子、俳優の発声についての考察が書かれており、初の本格的トーキー映画を製作するにあたって様々な試みを行っていることがわかる、興味深い資料です。
ちなみに、約一か月後に発行された『蒲田週報』(昭和6年5/17号[257号])の、各監督の製作状況を伝える「スタヂオ通信」には、「◆五所組 『マダムと女房』(『隣の雑音』改題)撮影中。」とあり、ここで改題されたことがわかります。

『路上の霊魂』と『マダムと女房』、戦前の大変貴重な2作品、是非衛星劇場にてご覧ください!
また、衛星劇場では他にも、松竹映画の名作が放映されます。
2月は、【松竹映画100周年 世紀を駆ける松竹映画の監督たち】と題して、次の小津安二郎監督と木下惠介監督の名作をご覧いただけます。
小津安二郎監督は『東京物語』[1954年]デジタル修復版と『彼岸花』[1958年]デジタル修復版、木下惠介監督は『楢山節考』[1958年]デジタル修復版、『カルメン故郷に帰る』[1951年]デジタル修復版が放映されます。
3月は、【松竹映画100周年 世紀を駆ける松竹映画の監督たち~蒲田・大船の名手たち~】と題して、清水宏監督の『風の中の子供』[1937年]、吉村公三郎監督の『暖流』[1939年]、そして中村登監督の『古都』[1963年]が放映されます。
上記の作品はすべて、松竹大谷図書館で台本を所蔵しておりますので、ご来館いただければ、閲覧室で閲覧することができます!是非、衛星劇場にてご覧になられるとともに、台本も読んで、映像と比べてみませんか?
衛星劇場の【松竹映画100周年】の特設ページはこちら
リターン
3,000円
活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載
■サンクスメール
■4月末に報告メール
■松竹大谷図書館HPに名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします
- 申込数
- 69
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー(2種類1組セット)
3,000円のリターンに加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー(2種類1組セット)
当プロジェクト限定 歌舞伎台本『曽我綉侠御所染』と、映画台本『男はつらいよ』第一作の表紙デザイン!
※デザインは全て一緒です
- 申込数
- 59
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
3,000円
活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載
■サンクスメール
■4月末に報告メール
■松竹大谷図書館HPに名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします
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- 69
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- 2020年4月
5,000円

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー(2種類1組セット)
3,000円のリターンに加え、
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当プロジェクト限定 歌舞伎台本『曽我綉侠御所染』と、映画台本『男はつらいよ』第一作の表紙デザイン!
※デザインは全て一緒です
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