安心してかかれる精神医療の実現を「精神科病院訪問報告書」の発行
安心してかかれる精神医療の実現を「精神科病院訪問報告書」の発行

支援総額

2,386,500

目標金額 2,000,000円

支援者
181人
募集終了日
2020年11月30日

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2020年10月15日 18:20

精神科病院訪問活動を成功させるために

認定NPO法人大阪精神医療人権センター 副代表 山本深雪​​​​​​

 

「扉よひらけ(8)」掲載予定内容


今年で35周年を迎える大阪精神医療人権センター(以下人権センター)は、1998年より大阪府下の病院を訪問する活動を開始しました。
「扉よひらけ」は、この活動の報告書をまとめて、情報公開する冊子です。
2003年より「精神医療オンブズマン活動」として実施し、2009年には「療養環境サポーター制度」がスタートしました。
2004年に副代表が厚生労働省の検討会に委員として参加。大阪での病院訪問活動を紹介し、検討会報告書に「今後10年間に72,000病床を削減する」と書き込まれるよう働きかけました。
 

お互いに不安なままスタート

 

大和川病院事件の際に報道された人権センターのイメージは、病院にとって恐ろしい団体だったようで、初期はお互いに不安を抱えていました。
しかし、病院訪問活動には、病院の協力を欠くことができません。
どのように人権センターと大阪の精神科病院がコミュニケーションし、信頼関係を築いていったのか、どのように成功体験を重ねていったのかを、今回のプロジェクトで発行する扉よひらけ(8)に山本副代表の記事を掲載します。
 

扉をひらくためには、思いを共有すること


はじめは、病院サイドも権利や尊厳について、どう考えてよいのかわからないようでした。私たちは訪問活動を重ねながら、人権問題や権利擁護についての啓発を行いました。
「病院が悪い」「病院をつぶす」「諸悪の根源は病院」という態度では、お互いに通じ合うことができません。
病院への攻撃が目的ではないということを意思表示し、「医療やサービスの質をまっとうに変えていこう」という思いを共有します。
そのように活動していると、訪問活動中に入院中の方から手招きされ、本当に困っていることを相談されることがあったり、職員の方からもアドバイスを求められるような関係になりました。
現在では、現役の職員さんもボランティアとして活動参加されています。
勤務する職員が組織内から単独で変えてくことはまだまだ困難で、内部で声を上げればよいのではないか…ということではなさそうです。

扉をひらくことで、外部から入る新しい空気を循環させること…それがこのプロジェクトの目的です。
大阪だけが特別であってはいけません。ぜひ、全国に同様の活動を行う団体が設立できますように、皆さまのお力を貸してください。いっしょに医療やサービスの質をまっとうに変えていきましょう

 

 

 

リターン

2,000


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「扉よひらけ⑧」電子版1冊

・「扉よひらけ⑧」 電子版1冊

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

2,500


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「扉よひらけ⑧」 紙媒体1冊

・「扉よひらけ⑧」紙媒体1冊(通常版)

申込数
73
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

2,000


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「扉よひらけ⑧」電子版1冊

・「扉よひらけ⑧」 電子版1冊

申込数
22
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

2,500


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「扉よひらけ⑧」 紙媒体1冊

・「扉よひらけ⑧」紙媒体1冊(通常版)

申込数
73
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 5


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