宮崎大学医学部・看護学科の講義にVRを活用していただきました！！

看護学生の「ストーマ講義」にOSTrain-VRを活用

私たちが進めているOSTrain-VRプロジェクトは、「ストーマケアの指導経験が少ない方々をＶＲでサポートする」ことも大きな目的の一つとしています。宮崎大学看護学科では毎年、模擬ストーマを用いてオストメイトの立場になってセルフケアを学ぶ講義が行われています。今年は、この講義・演習（看護部・竹入恵美先生）に加えて、オストメイト目線のVRセルフケア映像（OSTrain-VRプロジェクト）を取り入れたコラボ講義を実施しました。

VRで「現場の臨場感」を体験して、より深い学びの提供に

株式会社Ｌ．Ａ．Ｂスタッフのご協力をいただき、限られた時間の中で62名の看護学生さんにスムーズに視聴してもらうことができました。驚きの声を上げる学生や、患者さんになりきって手を動かしながら視聴される学生もいて、関心をもってVR映像を視聴してくれました。

「VRは実施の工程や手順がわかりやすくて感動した」「ほかの看護技術の手順もVRで見ることで理解の助けになるのでは」といった学習効果の高さを感じる声を頂きましたし、「患者さんは痛みや痒みを感じるんだろうか？」といった、患者さんの立場でこそ生まれる疑問や質問も聞かれました。

 今回のコラボ講義の企画立案には、看護学講座の金岡麻希准教授に大きなサポートを頂き、深く御礼申し上げます。今回の看護学生向け講義でのVR活用を通じて、VRの教育利用の可能性を再認識しました。今後は、学外でも同様の機会を設けられるようにできれば、と考えていますので、ご要望などありましたらご連絡いただけますと有難いです。頑張ります！！

OSTrain-VR プロジェクト 一同