緊急人道支援:コンゴ紛争で危機迫る「いのち」を守るために
緊急人道支援:コンゴ紛争で危機迫る「いのち」を守るために

寄付総額

3,703,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
292人
募集終了日
2025年4月18日

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2025年04月21日 12:12

あたたかいご支援・ご関心をお寄せいただき、ありがとうございました!

クラウドファンディングにご支援・ご関心をお寄せいただいた皆さま

 

この度は、「コンゴ緊急人道支援:コンゴ紛争で危機迫る「いのち」を守るために」にご支援・ご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

 

292名の方々から、3,703,000円のご支援をいただくことができました。

セカンド目標としていた10,000,000円には届きませんでしたが、皆さまのご支援のおかげで、以下の緊急人道支援を実施することができました。

 

1)負傷した市民らを受け入れる病院への物資支援

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コンゴ東部の都市ウビラにおいて、反政府武装勢力M23の襲撃により負傷した市民らを受け入れる病院へ第一回緊急人道支援を実施しました。当会スタッフにより、負傷者および病院に避難している一般市民など、当日病院にいた100世帯全てへ、食料や石鹼等の物資を配布しました。また、対応に追われる市役所にも、同様に食料や油等の物資を届けました。

 

 

2)隣国のブルンジ共和国に避難しているコンゴ難民の子どもたちへの支援

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ブルンジ共和国の難民サイト(キャンプ)にて、同伴者のいない子どもや家族と離れ離れになった子どもたち合計200名を対象に、難民サイトにおける教育・生活衛生環境の改善のため、カウンセリングアクティビティや物資配布を行いました。

※この支援活動は独立行政法人国際協力機構(JICA)の「コンゴ民主共和国避難民児童緊急支援業務委託金」を中心に、一部クラウドファンディングの資金を活用し、実施しました。

 

3)負傷者を受け入れる病院への追加物資支援

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ウビラ病院には、紛争で負傷した多くの患者さんが搬送されています。しかし、十分な病床数が確保できず、重症患者の方々が地面に寝たまま治療を受けている現状や、既存のベッドも破損や衛生状態の悪化が深刻でした。こうした状況を改善するため、マットレスなどの病床を増やすための備品を提供し、院内の病棟やテント病棟に20床を増設することができました。また、医療器具と薬品も提供しました。これらの医薬品は、現在入院中の128名の患者さんだけでなく、当面の外来・入院患者、約500名〜1000名の方々の治療に役立てられる見込みです。

 

 

最後に

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写真はウビラ市長との打ち合わせの様子です。

ウビラ市とは、これまで様々な支援事業を行う上で、より良い関係性を築いてきました。数年前からは、UNDPと協働し、石畳を制作する技術訓練を320名の脆弱層に対して行い、出来上がった石畳をウビラ市内の道路や敷地内のインフラ整備に役立ててきました。こうした関係性もあり、テラ・ルネッサンスはM23に制圧される前に、ブカブからウビラに事務所機能を移すことができました。


しかし、M23による南キブ州への武力侵攻から2ヶ月以上経ちましたが、いまだにウビラの治安は十分回復しておらず、軍や警察などは十分に治安を維持できておらず、行政サービスもほぼ機能不全の状態が続いています。

 

そのためテラ・ルネッサンスは、地元の人々、行政の人々と協力しながら、この地域で紛争の影響を受けた方々への支援を続けていきます。

 

 

クラウドファンディングは終了しましたが、コンゴの紛争は今も続いており、被害は拡大しています。

ブルンジに逃れたコンゴ難民の方々は、口々に「平和が欲しい」と私たちに訴えました。その声に、私たちは応えていきます。

 

最後に、当会コンゴ事務所長、テオフィーのメッセージを改めて紹介します。

 

テラ・ルネッサンスのコンゴ事務所代表として、世界に向けて平和を訴えたいと思います。

 

私たちの活動の根底にあるのは、世界中の平和を願い、それを実現することです。

 

ですから、私は訴えます。コンゴ東部、そして周辺地域に平和を取り戻すために、どうか世界中の皆さんの力を貸してください。

「他人の不幸を喜ぶべきではない」という言葉があります。

 

コンゴで起きていることは、決して他人事ではありません。この問題は、地域全体に広がり、他の国々をも巻き込む可能性があるのです。だからこそ、戦争を止められる立場にある全ての人々に、平和を訴えてほしいのです。

 

今、すぐに戦闘をやめ、対話を始めてください。それが、東部地域と周辺地域の紛争を解決する唯一の方法です。難民がブルンジに流入している現状を見れば、事態の深刻さがわかるはずです。

 

ここで、ブルンジ政府が難民を受け入れてくれたことに、心から感謝の意を表します。個人的な感情ではありますが、本当に感謝しています。

 

私も今、コンゴではなくブルンジにいます。それは、ブルンジ政府が国境を越えることを許可してくれたからです。しかし、私が最も伝えたいことは、コンゴ、そして地域全体に平和を取り戻すために、力を貸してほしいということです。

 

戦争を煽動する人々、コンゴの戦争を助長する人々に対して、武器の提供を直ちにやめ、人々が協力して平和を求めるよう働きかけてください。それが、私たちテラ・ルネッサンスの訴えです。コンゴには、今、平和が必要なのです。どうか、力を貸してください。

 

引き続き、紛争を終わらせるために、平和な世界を実現するために、テラ・ルネッサンスは活動を続けてまいります。

平和を願い、平和をつくる活動を、ともに積み重ねていただけると嬉しいです。

 

改めて、ご支援いただきありがとうございました。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

※今後の支援活動については、以下の活動報告ブログをご覧ください。

これまでコンゴ東部で支援してきた方々の状況と今後の支援について

 

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

スタッフ一同

ギフト

1,000+システム利用料


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1,000円コース

●御礼のメールの送付

申込数
56
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

3,000+システム利用料


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3,000円コース

●御礼のメールの送付
●寄付金受領証明証の送付(毎年1月頃送付)(希望者のみ)

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64
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