生徒さんの声

Perritoの出張トレーニングを受けてくださっている、オリバーくんのママから「生徒さんの声」をいただきました。

 

オリバーママは生徒さんでもあり、私の大切な友人のひとりでもあります。

 

はじめはご自宅で。そしてあとは公園などでBASICクラスとマナークラスのレッスンをさせて頂いていました。暑かったり寒かったり風が吹いていたり、雨だったりでレッスンができるかどうか前日までわからないような状況で進めていたにも関わらず信じて通い続けてくれました。

 

スクールがある、と言う環境でオリバー君とママさんに最後のテストを受けてもらうのが夢でした。

 

それでは以下、ママさんから頂きました「生徒さんの声」になります。

 

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オリバーがまだ1才になる前、急な飛び出しで自転車に轢かれそうになったことをきっかけに、しつけ教室探しをしました。その頃の私は何か慌てるように教室を探し、最初に飛び込んだ教室にすがるような気持ちで入会を決めてしまったのです。そこはいわゆる「躾教室」。チョークを使い、主従関係を作りましょうという教室。自宅レッスンで、悪いこと（して欲しくない行動）をしたらビー玉が入ったペットボトルを鳴らす、投げる、散歩中も少しでも前に出たらチョークを使い伝える。回数を重ねるうちにオリバーは先生が怖くなり、それまでできていたおしっこも家の至る所で時間関係なくするようになり、私や家族に対しても威嚇し噛むようになりました。10回のレッスン後半は、もうこれ以上オリバーにこの躾をしたくない、との思いからその時間をやり過ごすようにしていたのを覚えています。

今思えば、その頃の私が慌てていただけで、オリバーとしてはパピーらしい行動ばかり。何も焦る必要なんてなかったんです。

オリバーとの関係が悪くなってどうしたらいいんだろうと悩んでいた時に里実先生のコラムを読み、私と同じ経験をした人がいたんだ。と知りました。里実先生とコーダくんは私が見た時すでにとてもいい関係だったので、コラムに載っていた「関係悪化の時期」があったとは思えないほどだったのです。ふたりの関係がとても素敵な関係であることは日々のインスタグラムや動画で知っていたので、関係が悪化してもこうなれるんだ！と希望を持つことができました。

その頃悩んでた極度の分離不安を相談したところ、レッスンを引き受けてくださったのですが、レッスンを受けるのは私。常に犬の行動、表情を見て、今のオリバーはこうだよ。だからこうしてあげましょう。と教えてくださったり、これをする事でオリバーが安全に、安心して行動できるよ、ということを細やかに教えてくれます。

また、怒られることばかりの今までの教室とは異なり、オリバーは褒められたり、楽しいことの中で行動を学んでいくことができるので、毎回楽しそうにレッスンを受けています。先生に会うのが遊びのときと同じ表情で楽しそう。これが彼にとってどれだけ大きいことなのか、一番近くで見ている私はとてもよくわかります。

極度の分離不安だったオリバーはレッスンのおかげで、安心して待つ、ということができるようになりました。ここまで来るのにオリバーは時間がかかりましたが、里実先生は焦らずにどの方法が一番いいのかを考え、時間をかけて彼に「安心」を教えてくれました。また、レッスンを受ける私のこともとてもよく見てくださっているので、普段気づかない指示の癖やどうしたら伝えやすくなるかなど事細かに教えてくれます。

常に犬目線なので、その子に合わせたレッスンをしその子に無理をさせない、ということが徹底されているもの安心してレッスンを受けている理由です。これからもオリバーの笑顔のために、楽しく学んでいこうと思います。
 

ここまで（原文）－－－－－

 

オリバーママとコーダ＆私の経験は似ています。

 

私もすがるような思いで、「懲罰をつかわず、行動の科学で教える」インストラクターを探し、栃木や茨城や埼玉までコーダと一緒にレッスンに行っていました。おかげさまで、私もコーダとの付き合い方がわかり、いまや犬かどうかも疑わしいようなコミュニケーション能力を発達させた生き物となったコーダです。コーダとの毎日はとても楽しいです。

 

みなさんが、愛犬と一緒にいると楽しい！

と、思えるように情報を提供していければと思っています。