【プロジェクト情報】セブ島の星空を紹介

 

 

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今回はセブ島の星空をご紹介したいと思います。

 

　セブ島は北緯10°の南国、東京の北緯36°と比較すると26°も南に下がっています。

それが分かるのは北極星の高さです。北極星はほぼ北、その土地の緯度の高さを表します。セブ島では低すぎて見えるチャンスは少ないでしょうが、北極星がどんだけ低いかを実感することができます。

 

　セブ島の星空の中で、一番良い時期は春の3-5月です。その時期の見どころはなんと言っても南十字星です。

　日本では、南十字星は春に見えるカラス座の下に位置し、地平線下になるため見ることができません。しかし、セブ島では30°の見やすい高さまで昇るため、双眼鏡でも楽しむことができます。

　さらに私が以前住んでいたセブ市でも見ることはできたのですが、どうしても都市明かりで夜空が明るくなってしまい、その美しさが半減していました。しかし、田舎に行けば明かりもなく、より素晴らしい南十字星や近くの星雲星団を見ることができ、その違いを感じることができます。

 

　その他、日本の夏の天の川はいて座付近ですが、60°以上の高さとなります。冬の季節の代表格、オリオン座は東から真っ直ぐ昇り、真上になります。また、日本から老人星と呼ばれるカノープスは20°の高さまで昇ります。毎日見えるのでご利益がありそうです。