
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 780人
- 募集終了日
- 2024年1月31日
“フェアバンクスでの生活” ベアドッグ・コミュニティーとMichio Hoshino
アラスカに来て1週間。
多くのベアドッグたちや、それらを取り巻く人々とお会いしてきました。
まずは写真左のスベラ・ペダーソン(Sverra Pedersen)さん。

ニルスさんのお父様です。スベラさんはパイロットでした。アラスカの空だけではなく、世界の空を飛んでこられています。彼は犬ぞりもされて来ており、犬との関わり方をニルスさんに教えてこられたようです。
実は、ペダーソン家は、野生動物写真家 故 星野道夫さんがフェアバンクスに暮らされていた時、彼の生活をサポートしたりすることもあり、とても親交が深かったようです。
スベラさんが、私に微笑みながら「道夫に取材してもらって、日本の本に出たんだよ。」と、一冊の本をそっと手渡しました。
なんと!! お世話になった方もいらつしゃるかと思います福音館書店の子供向け科学雑誌「月刊 たくさんのふしぎ」の1994年4月号(第109号)に、道夫さんがペダーソン家の末娘のマヤさんにフェアバンクスの暮らしについて聞いているページ(p34‐39)があります。
そして、それからちょうど30年後の今秋(11月号)。
こちらもなんと!!ピッキオでのクマ保護管理の活動がサイエンスイラストレーターの菊谷詩子さんの約3年間にもわたるご取材をいただき、たくさんのふしぎシリーズ に出ます。
タイトルは「となりでくらすクマのこと」。
もちろんベアドッグたちも登場します。
長い時間をかけて、こんなところでもつながるなんて。偶然なのか、必然なのか?!こちらも摩訶不思議なことです。
スベラさんの書棚を覗いていると、道夫さんの写真集もいくつかあり、彼の有名な作品「グレズリー」が置かれていたので、手に取り開いてみました。

道夫さんのメーセージが書かれた横に、
星野さんを追悼する現地の新聞記事が添えられていました。

スベラさんの道夫さんへの愛を感じ、涙がこみあげました。
さて、フェアバンクスのベアドッグ・コミュニティ-であと2名、重要な方がいらっしゃいます。
John Hechtelさん(写真左)とDick Shidelerさん(写真中央)です。ジョンさん、ディックさんともに、アラスカ州魚類野生生物局 のクマ生態学者として、長きに渡りクマの研究と保全活動に貢献されこられた方々です。
ジョンさんは現在の「The International Association for Bear Research and Management(IBA)」 こと、国際クマ協会の会長です。
実はお二人とも、オーナーハンドラーで、現在もジョンさんは Oscur(10歳♂)とBiko(6歳♂)という2頭、ディックさんはTuli(6歳♂)という1頭のベアドッグを飼育されています。
Oscurはレラの母「タマ」と兄弟で、BikoとTuliはレラの腹違いの兄弟です。

今回はジョンさんが、私の歓迎会をご自宅で開催してくださいました。
お二人とは会うのは初めてでしたが、昔からメールやSNS上でのやり取りはありましたし、お互いのベアドッグたちとも会えた喜びで、まるで旧友のように接していただけました。
ジョンさんは様々な哺乳類の頭骨を収集し、形態比較されることをライフワークとされておられますが、そんなジョンさんも私に「君に見せたいものがある」と、嬉しげな顔をしてこんな一品を持ち出してくれました。

こちらは道夫さんと奥様の直子さんがフィールドで収集したクマの頭骨をジョンさんに贈られたもののようです。そのときのジョンさんとの逸話は彼の写真集「GOMBE(絶版)」の中に出てきます。
アラスカ大学・博物館にも行きましたが、そこにも道夫さんの写真が来館者を出迎えていました。
極北の自然や野生動物、そして文化を伝えながら、日本の多くの方にも人と自然、クマとの向き合い方を教えてくださった道夫さん。

今回は、フェアバンクスでのベアドッグコミュニティーをご紹介させていただきましたが、その流れの中にも、そしてアラスカの方々の心の中にも、彼の生き様は深く刻み込まれていました。
改めて、偉大な方を亡くしたことを残念に思う一方、私自身、彼の写真集やエッセイと大学生(19歳)のときに出会い、感銘を受け、これまで自分にできることを尽くしてきた結果、道夫さんとは生前にお会いすることはできませんでしたが、今回フェアバンクスでようやく彼と出会えた気がしました。
これからも道夫さんの分もしっかり生きて、ベアドッグと共に、私なりにクマを通して人と自然の向き合い方のあり方を示し続けていきたいと思う今日この頃です。
田中
リターン
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
3,000円+システム利用料
The Course for who live outside Japan [3,000 yen]
"Support package"
■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data
*It is possible to purchase more than one.
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
・感謝のメール
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・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
3,000円+システム利用料
The Course for who live outside Japan [3,000 yen]
"Support package"
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*It is possible to purchase more than one.
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- 発送完了予定月
- 2024年10月

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