
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 780人
- 募集終了日
- 2024年1月31日
“軽井沢とフェアバンクスの二拠点” レラの発情を待つ日々
レラと娘をフェアバンクスに残して帰国してから10日が経ちました。
本来ならばそろそろレラの発情が来てもよいはずなのですが、これまで過去5年間のレラの発情サイクルから予想された値(約170日間)から大幅に遅れております。

6月30日現在で、前回の発情から210日目となりました。
過去に母親のタマが緊急でどうしても北海道にヒグマパトロールに行かなければならないときが1度だけあり、3ヶ月間で2往復、飛行機の貨物室で移動したことがあります。その時、恐らくストレスにより、通常時は約180日間の発情サイクルが大幅に遅れ、215日間となったのを思い出します。
今回、レラは飛行機の客室に搭乗させていただいたとは言え、初フライトで、しかも長時間、さらに初めての住環境で暮らしています。よって、タマの時以上の発情の遅れが起こる可能性はあります。
とは言え、ここまできたら待つしかありません。
娘は日々レラの世話や体調管理、発情状況を見守りつつ、ニルスさんご家族がノルウェーに渡航している間(6/21~7/12)、ニルスさんご家族が経営している 犬ぞりツアー会社 のボランティア・スタッフとして暮らしています。

主には他のベアドッグやそり犬たち(約50頭)の管理(排泄物の掃除や小屋の修繕など)をお手伝いしています。

犬小屋の修繕

冬の犬ぞりだけではなく、夏も「そり犬たちと歩くハイキングツアー」を開催しており、そのお客様をお出迎えするためのお花を植えたり、管理したりという仕事もしているようです。

そのツアーをサポートしながら、ついでにレラのお散歩もしているようです。
そして、もう一つ重大なお手伝いがあります。
実はレラの異母兄弟にあたるMardyというベアドッグの娘のSkydogという犬が6月26日に、レラより一足早く出産しました。

Skydogは予定日より5日早く、6頭の子犬を出産。

そのお世話をしています。

レラが出産した際にも手伝ってもらう予定なので、その研修にもなります。
レラもですが、娘も慣れない異国の地でよくやってくれていますし、レラも大好きな娘と一緒にいれるだけでもとても心強いと思います。娘には本当に感謝です。
娘にレラを任せて帰国した私は、タマとともに現場の任務が待っていました。
以前に報告 させていただいた通り、例年6月以降は私たちのクマチームはクマの捕獲や行動監視、追い払いや通報対応など、大変忙しくなります。

今シーズンに入り、クマの麻酔作業(軽井沢町内での監視のための発信器装着や、町内外の錯誤捕獲されたクマの罠からの解放)はすでに36件(町内12件、町外24件)、町内でのクマの追い払い活動も70件を超えています。
しかしながら、近年では軽井沢の取り組みが諸外国から高評価を受け、毎年数多くの外国人の学生インターンが来て、私たちの活動をサポートしてくださるようになっています。今年は合計7カ国(英国、米国、フランス、オランダ、ロシア、インド、ブラジル)から12名が来る予定です。

海外インターン生と奥山クマ学習放獣の現場にて
また今週は、長野県クマ対策員としてクマによる被害予防に向けた集中点検を行っている真っ最中で、東信地域の各地を飛び回りました。

地域の方、県の担当者と集中点検の現場にて
さらに6月中旬から佐久市のあるキャンプ場付近の別荘地でクマが出没したため、6月20日に県や市の職員の方々と現場検証を行い、その後、1週間にわたりベアドッグによるパトロール、出没個体の発見と追い払いに努め、ようやく出没は収まりました。
すぐ近くにキャンプ場もあるため、改めてキャンプ場管理者と場内の点検を行い、今後の方針も協議させていただきました。

今後はクマの出没で一喜一憂し、閉鎖や開園を繰り返すのではなく、スタッフの方々のクマの知識の向上を図りつつ、クマの出没や被害予防策を徹底しながら、クマ対策員やベアドッグたちと連携し「日本を代表する魅力的なキャンプ場にしていこう!」と、関係者間で話をしました。
まだまだ本格的なクマの出没シーズンはこれからです。
想定以上にレラの発情を待つ日々が続いておりますが、繁殖とクマ対策現場を両立できるように、フェアバンクスにいる娘やチームスタッフ、そして学生インターンの協力を得ながら、何とかがんばり抜きたいと思います。
次回報告では、大変お待たせしております「返礼品(オリジナル熊鈴とステッカー)」の発送についてお話させていただきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
田中
リターン
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
3,000円+システム利用料
The Course for who live outside Japan [3,000 yen]
"Support package"
■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data
*It is possible to purchase more than one.
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
3,000円+システム利用料
3千円|応援コース
・感謝のメール
・終了報告レポート
・子犬の画像データ
・オリジナルステッカーのデザインデータ
- 申込数
- 125
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月
3,000円+システム利用料
The Course for who live outside Japan [3,000 yen]
"Support package"
■ Thank-you E-Mail
■ Project report (PDF)
■ Photo data of puppies
■ Original sticker digital data
*It is possible to purchase more than one.
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年10月

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
#国際協力
- 現在
- 4,166,400円
- 寄付者
- 343人
- 残り
- 22時間

JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい
- 総計
- 253人

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 2,973,000円
- 支援者
- 281人
- 残り
- 1日

クマたちから学ぶ日本再生プロジェクト!
- 総計
- 49人

絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を
- 総計
- 147人

老病ねこたちが最後まで安心して過ごせるおうちを守っていきたい!
- 現在
- 1,893,000円
- 支援者
- 143人
- 残り
- 8日

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
- 総計
- 523人
雪害に苦しむチューリップ農家さんを助けたい!
- 支援総額
- 376,000円
- 支援者
- 54人
- 終了日
- 4/3

敗血症への臨床研究を進め、これからの治療戦略へ一歩を踏み出したい!
- 寄付総額
- 605,000円
- 寄付者
- 64人
- 終了日
- 6/30

大切な命を守りたい。多頭飼育崩壊を未然に防ぐため猫に不妊去勢手術を
- 支援総額
- 5,042,000円
- 支援者
- 305人
- 終了日
- 8/31

多剤耐性菌の脅威に挑む ―「ファージ療法」研究の加速を―
- 寄付総額
- 9,321,000円
- 寄付者
- 115人
- 終了日
- 7/31
アートの楽しさを伝えるこども向けイベントを地方で開催したい!
- 支援総額
- 371,000円
- 支援者
- 33人
- 終了日
- 5/8








