【メッセージリレーNO.41】松田 純子

個展で初めて作品と出会った時、桜の精の気配を感じたのを覚えています。

 

スペインに行かれる直前の個展、最終日。おしまいの10分前に駆け込んだ

私に、『娘さんと色々お話しさせていただきましたよ。』とおっしゃって、

 

『顔を見たら何か話してあげたくて』

悩める娘と沢山お話してくださった事は感謝でしかありません。

 

亡くなったとおききして、

しばらく経って、やっとお宅に伺いました。

 

絶筆の桜を拝見しながら、友子さんとお話ししていて

 

ああ、桜の精が連れて行ってしまったのだ

 

と感じてしまった。

 

来春桜の季節

人懐っこい少年のような、加藤弘光さんがいるのでしょうね。

 

2020年回顧展で

お会いできる事を楽しみにしております。

 

松田 純子