僕たちがPumpitである理由#11：「周囲の人を笑顔に」荻野之識

初めまして。
Pumpitの”おぎ”こと荻野之識です。
 
僕が今回この場を借りて皆さんに伝えたいのはひとつの問いだけ。
 
一度問いたい。
”僕という人間、顔はパンで例えると何ですか”

何言ってるの超えて帰れってレベルでしょう。
すみません、問いを間違えました。ちなみに答えはフランスパンです。長いから。
 
冗談はこの辺にして、もう一度問います。
 
”Pumpitの日本での活動やカンボジアへの支援。皆さんはどう感じますか”
 
素晴らしい。と共感してくださる方も、
本当に必要ですか。と疑問に思う方もおられると思います。
 
難しい問題です。
僕自身、すべての疑問に明瞭に答えることはできません。
でもそれでいいと思います。
 
僕はこのPumpitの活動は、
ボランティアや社会貢献活動といった徳の高いものだとは思っていません。
むしろそのように捉えられるのが苦手です。
 
”僕たちがカンボジアの教育的側面の発展に貢献するんだ”　とか
”カンボジアの子供たちの未来を少しでも明るくするんだ”　とか
そんなことは目指しませんし、できないことも知っています。
ぼくらはたった31人の日本人で、あまりにも微力なのです。
 
じゃあそんな微力な僕たちにできることは何かというと、
”自分たちの周囲の人を、子供のような無垢な発想で笑顔にすること”
これだけだと思います。
そして、この笑顔の輪を少しづつでいいから広げていくことだと思います。
 
自分たちが笑顔で活動し、イベントなどで来てくれた人を笑顔にする。
その笑顔に対していただいたお金で結果としてカンボジアに小学校が建ち、子供たちの笑顔が生まれる場所になっていく。
 
この考え方の方がシンプルで分かりやすく、人の血が通っている感じがして僕は好きです。
 
僕にとって建設される小学校とは、”目的ではなく結果”。
”僕たちから広まっていった笑顔の輪の象徴”なのです。
 
僕は5度カンボジアに行き、3校の小学校建設に携わりました。
今、それらの小学校を訪れると、子供の笑顔であふれている光景が見られます。
 
建設する前は、
”本当に学校は必要なのか”
という問いにすごく悩まされましたが、
先ほどの光景を見て、
”やってよかったんや”
と納得することができました。
 
会議室で色々と議論するのもいいとは思います。
でも、一度の行動には勝てません。
未来はどう動くかなんて誰にも断言できないのですから。
 
なので是非、Pumpitに疑問をもっておられる方にも、
優しく見守っていただけたらな、と思います。
 
今、行動してみようと新しく3rdに入ってくれた24人のメンバーが、
初めて自分たちがしてきたことの積み重ねをカンボジアで感じようとしています。
 
僕は2ndからの7人とこの24人、合わせて31人でこの感情を分ちあいたいと思っています。
それはきっと素敵なものになるでしょう。
そしてこれからのメンバーの人生に少なからず影響を与えてくれることだと思います。
 
だらだらと綴りましたが、僕の気持ちはこんなところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

Pumpit 3rd  荻野之識