リバースプロジェクトメンバーからのメッセージ＃1 大釜翼

皆様こんにちは。

 

昨日から開始したクラウドファンディングですが、すでに多くの方からのご支援をいただいており、誠にありがとうございます。

 

「消費が未来を変える」という言葉の通り、一人ひとりの購買行動が、私たちの未来を選択します。「地球１個分の生活」の実現に向けて私たちリバースプロジェクトストアは、これまで多くのプロダクトを作ってきました。

 

リバースプロジェクト10周年を機に作った、今回の「AIRBACK」の３つのプロダクトをぜひ手にとっていただき、生産に関わった５つの有志メンバーの想いも感じてもらえれば幸いです。

 

本日は、私がどうしてリバースプロジェクトの事業に参画することになったのかについて、ご紹介できればと思います。

 

 

 

私とリバースプロジェクトのはじめの出会いは大学３年の時にインターンシップに参加したことに遡ります。

 

就活をする上で「自分は人生をかけて何をしたいんだろう？」と悶々と、自問自答する日々が続きました。

 

人によって感じ方は異なると思いますし、また日本国内や自分のいたコミュニティに限ったことかもしれませんが「閉塞感」というものをすごく感じていました。

 

古市さんの「絶望の国の幸福な若者たち」という著書もありましたが、乱暴に言えば「とても豊かな時代と国に生まれたが、幸せなのか？」という気持ちがずっとありました。

 

「ゆとり世代」「人口減少・少子高齢化」「年金もらえない」「政治離れ」などネガティブな情報が蔓延して、明るい未来を描きづらかった。そこから、これからの時代の生き方を考えて実行してみたいと思いました。もっとカジュアルに言えば「次のライフスタイル」を提案したいというものでした。

自分はファッションが好きなのですが学生の頃メンズノンノを読み、そこにリバースプロジェクトの連載がありました。俳優の伊勢谷友介が「人類が地球に生き残るために」という理念を掲げ「新潟で農家とパートナーシップを結びながら無農薬栽培のお米をつくるプロジェクト」の記事でした。

 

そこからHPや伊勢谷の著書「社会彫刻」やリバースプロジェクトの記事をWEBで探して読みまくりました。

シンプルに「自分が考えていたことを、既に何歩も先で行っている組織がある」ということでここで働きたいと思いました。タイミングがよく、インターンを募集している時期でもあったため縁があり参加することになりました。

 

 

 

 

約１年間インターンシップとして参加しとても良い経験をさせてもらった一方で、自分の実力不足や武器がないことに気がつきました。

 

自分の価値を高めるためにも、新卒では上場を目指すアパレルのベンチャー企業に就職しました。そこで約３年間、販売員とオンラインショップの運営の経験を積んだ後、リバースプロジェクトに転職しました。

 

リバースプロジェクトは「人類が地球に生き残るためになにをするべきか？」というとても大きなビジョンを描き、今年で10周年を迎えます。

人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、未来における生活を、新たなビジネスを通して提案しています。代表・伊勢谷友介のもと、様々な才能を持ったアーティスト・プロデューサーが集結している組織です。

衣、食、住のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野において、社会課題の解決をクリエイティブな視点から試みています。

 

今回の「AIRBACK」のプロダクト開発はその中での「衣」からのアプローチの一つではありますが、これからのリバースプロジェクトの10年、そしてさらに100年後まで、私たちは課題の解決のために奔走してまいりますので、引き続き応援いただけますと幸いでございます。