
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 4人
- 募集終了日
- 2018年11月30日
レッスンウィーク
クラクフでは今夜とうとう雪が降りだしました。
日本と比べると時期が早い気がします、、、さすが北の国です。
さて、先々週から先週にかけてエリック先生が来訪してレッスンをしてくださいました。レッスン期間の日課としては、午前に基礎と理論、それから個人のレッスン(レッスン時間でない人は聴講や個人で復習など)夕方に全員集合してコンソート(合奏)レッスンでした。基礎練習は音程の跳躍の練習や、そのフレーズを用いたハーモニーの練習、様々なフレーズを全ての調性で練習するなど多種多様でした。
その後の理論ではバロック時代のオランダについて学びました。楽譜の出版が盛んだったことや、音楽愛好家がたくさんいたこと、そしてその需要を満たすためにソナタがたくさん作られたこと、作曲家についてなど。
ところで、個人練習は学生の皆さんがそれぞれの楽曲を持ち寄って指導を受けるわけですが、私は主に、ヘンデルの《ソナタ ハ長調HWV365》(アルトリコーダー)とイサン・ユンの《The Visitor of the Idyll》(テナーリコーダー)の2曲で指導を受けました。ヘンデルはバロック時代の著名な作曲家ですが、ユンは現代の作曲家です。私の知る限り、日本のリコーダー界は古楽の比重がとても大きいと感じています。しかし、私は現代を生きる演奏家として過去の音楽を演奏することはもちろんのこと、現代の音楽を演奏することもまた重要なことと考えています。そのため、今後も現代曲のレパートリーを増やしていきたいと思います。
個人レッスンの内容です。ヘンデルのソナタでは主に楽曲のフレーズ感とそれに伴うダイナミックスのつけ方や、和声と演奏の関係について学びました。私は以前、楽曲を演奏する際は言葉を話すように演奏するとよいと耳にしたことがあります。言葉にはフレーズごとの区切りや強弱、重要な部分の盛り上がりなど抑揚があります。今回のレッスンではこれらの大切さを学ぶことができました。また、作曲家が意図して不協和音をつくっていると思われる部分では、音をぶつけていったり、その音をやや長めに演奏して強調する。そして、楽曲の中で明るい和音と暗い和音の区別のつけ方などといった和声的なことを、音の強弱や替え指などを通して学ぶことができました。これらのことは当たり前のことに思われる方が多いかもしれませんが、なかなか観客へはっきりと伝えるのは難しいことだと思います。
毎日の最後に行われるコンソートレッスンでは、シックハルトの《協奏曲 ニ短調》やホルボーンの舞曲を扱いました。一般的なリコーダーとは形が異なるルネサンスモデルのリコーダーも演奏しました。これはけっこう息の量が必要でなおかつ調性が通常のC、Fでもなく、さらに、運指がバロック運指ではなく、俗にオールドフィンガリングと呼ばれる運指なので慣れるまでは大変です。また、リコーダーコンソート全般に関して言えることですが、全員のピッチ、演奏を揃えるということはとても重要です。やや慣れるのに大変な面もありましたが、特有の響きを感じることができました。
そして、レッスンの成果を示す小さな発表会もありました。
1人1人が独奏を行い、最後に教授も含めた全員のコンソートで演奏しました。
私自身まだまだ精進が必要ですが、今後取り組むべき事柄が見えてきてよかったかなと思います。
リターン
50,000円
【お世話になった先生向け】全力応援コース
◎感謝の思いを全力で伝える御礼のメール
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年12月
3,000円
お礼のメール
ご支援いただいた皆様に感謝のメールをお送りいたします。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 48
- 発送完了予定月
- 2018年12月
50,000円
【お世話になった先生向け】全力応援コース
◎感謝の思いを全力で伝える御礼のメール
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年12月
3,000円
お礼のメール
ご支援いただいた皆様に感謝のメールをお送りいたします。
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