プロジェクトが開始して

プロジェクトが開始してから旧友や知人など多くの方に支えていただき感謝いたします。大きな目標ゆえ一歩一歩が大変であり、実際に達成できるのか不安がないわけではありませんが、残り期間もできる限り応援いただけるよう進めていきたいと思います。

脊髄損傷は完全な治療法はまだ存在しません。そのため、若い方々も転落等の事故による脊髄損傷で動けなくなってしまうと回復が見込めず、中には将来を諦めてしまう姿もみてきました。

そんな「脊髄損傷の患者さんを救いたい」という強い思いで研究を進め会社の立ち上げも行ってきました。

私たちが樹立したNECST細胞を慢性期脊髄損傷モデルラットに対して移植したところ、ラットの歩行を回復させることに成功しました。

この結果をさらに精密に立証し優れた治療効果を再確認することができれば、さらに必要な安全性試験を行った上で、大学病院や製薬企業等の協力も得て国内外の病院における臨床研究を行いたいと思っています。

一刻でも早くこの有用なハイパー幹細胞を患者さんの元に届けることができるように引き続き頑張ってまいりたいと思います。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。