【第4回】ロシナンテスのあゆみ ～診療所プロジェクト～

こんにちは。ロシナンテス日本事務局の大庭亜美（おおにわあみ）です。

みなさまのご協力のおかげで目標金額まで残りわずかとなりました。

 

今回は、ロシナンテスが初めてクラウドファンディングに挑戦した、

「土とレンガの診療所プロジェクト」についてご紹介させていただきます。

 

ロシナンテスの活動は「医」を届けること。

我々が活動を行う地域には、医療施設がありません。

そのため村の住民が医療サービスを受けることができるのは、私たちが巡回診療で訪れたときのみです。

巡回診療は前回の記事にもありますように、29の村を15日間で回るため、

ひとつの村に滞在できるのはわずか数時間。つまり、ひと月に数時間しか、この村の住民は医療を受けられないのです。

 

この課題を解決するため、私たちは診療所建設というプロジェクトを立ち上げました。

 

始めは当団体で基金を設立し、資金協力を呼びかけました。

しかし、診療所を建設するためには1棟1,000万円の資金が必要であり、

この基金だけで3,000万円を集めることには限界がありました。

そこで、私達は初めてクラウドファンィングに挑戦したのです。

 

初めて挑戦したクラウドファンディングでしたが、多くの方にご協力いただき、

心あたたまる応援メッセージもたくさんいただきました。

 

前回の挑戦はこちらです。

 

 

「スーダンの無医村に診療所を建設し、7,000人の命を救いたい！」

https://readyfor.jp/projects/rocinantes

 

 

その結果、無事に3,000万円の資金を集めることができ、

現在、2棟目までの建設が完了。3棟目の建設も順調に進んでおります。

この診療所は、スーダンの人々にとって明日を生きる希望であり、

また、みなさまの気持ちが、確実に現地に届いた証でもあります。

 

 

 

 

無医村地域に3棟の診療所が完成したあとが、地域医療の本当のスタートです。

 

ロシナンテスはこれからも、まだまだ走り続けます。

どうぞみなさま、ご協力よろしくお願いいたします。