【1000万円突破！】たくさんの応援、本当にありがとうございます！

皆様の熱いお気持ちのおかげで、ついに1000万円に到達することができました。

 

この素晴らしい結果は、ご支援くださったお一人おひとりの温かいお気持ちと、私たちの活動への深いご理解の賜物だと心から感謝しております。本当にありがとうございます。

 

 

皆様からのご支援は、老犬ホームの改修工事やドッグランの設置など、愛犬と飼い主さんが安心して過ごせる場所作りのために大切に使わせていただきます。

 

残りもあと数日…。最後まで全力で頑張ります！

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

残り8日

 

ちょっと私の暑苦しい想いを書かせていただいてもいいでしょうか？

 

季節的には涼しくなってきているので、お付き合いいただけると幸いです。

 

 

飼育放棄のお話…

 

 

わたしに直接でも、はぴねすDOGのお問い合わせにでも、しょっちゅういただくのが

「飼っている犬を飼えなくなったので、引き取って欲しい」というご相談です。

 

理由は本当に様々です。

ただ、はぴねすDOGで引き受ける場合には必ず【所有権放棄】をしていただきます。

 

なぜなら、私たちの活動は「身寄りのない子に新しい家族を見つけること」。

 

面会要求や連絡要求を断る理由は、

せっかく里親さんの元で頑張って新しい暮らしに慣れようとしているわんこ達に、

「会いたい、見たい」という人の気持ちだけで、その生活を乱して欲しくないからです。

 

ですので、飼育放棄を決められた方には面会や連絡の要求はしない、という規約を設けています。

 

 

 

正直に言うと、昔の私は「飼育放棄＝悪」と考えていました。

「後先考えずに迎えるからだ」「最後まで責任を持て」「身の丈に合った犬を迎えなさい」と。

そして、手放すということは、その命に対して一切の要求もするべきではないと。

 

今でもその考えは間違ってはいないと思っています。

けれど活動を続けていくうちに、少しずつ気持ちが変わってきました。

 

わんこを救うだけではダメなのかもしれない、と。

 

 

 

放浪犬のように所有者がいない子以外は、必ず犬の向こう側には「人」がいます。

その人によっては、わんこが人生の全てで、心の支えになっている場合もある。

でも、互いの健康や暮らしを壊してしまうほど共倒れしている人と犬もいるんです。

 

そんな方に「手放しなさい！一生会えません！」と突きつけても、受け入れられない。

受け入れられなければ、救いたい命を救うことすらできません。

 

 

 

そこで老犬ホームです。

 

所有権の移行ではなく、一時的に「ホテル」としてお預かりする。

その間に人は治療や生活の立て直しができる。

「施設に入ったら、許可を得てまた会えるよ」

「次に会う時のために、あなたも元気でいようね」

 

そうやって、人と犬が新しい希望を持つための時間を作れると思うんです。

 

高齢社会の今だからこそ、

“手放すしかない”という絶望ではなく、

“一緒に乗り越えるための選択肢”を用意したい。

 

 

 

わんこの命を守るだけでなく、

その命を愛してきた人の心も支えられる老犬ホームを実現したい。

 

どうか、この想いに共感してくださる皆さま。

クラウドファンディングでのご支援・応援をお願いいたします。