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障害や難病のある人の 多様な働き方を応援してください!

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マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

 

目次
 

          病気があっても、働くことを通じて社会と関わりたい

          難病でも働きたい人に、社会参加の選択肢を届けたい

          両育わーるどサポーター(継続寄付)を募る理由

          今後について

          代表メッセージ

          両育わーるどについて

          コースのご紹介

          ご留意事項 

 

 

 

皆さま、こんにちは。両育わーるどの理事長を務めています、重光喬之(しげみつ たかゆき)と申します。私は、会社員になりたての頃、脳脊髄液減少症という難病を発症しました。そこから2度の退職と5年の寝たきりを経て、2012年に学生時代のボランティア経験で実感した「福祉現場には、支援される側・する側を越えて、双方に学びの価値がある」ことを伝えようと、NPO法人両育わーるどを設立しました。

 

「障害や難病を越え、互いに学び合い、誰もが自らの望むように生きられる社会」をビジョンに掲げ、障害者・難病者*と社会の接点と選択肢を増やすことを目的に日々活動しています。  

 

*難病者:指定難病患者108万人に加え、希少疾患や難治性慢性疾患などを加え、難病者と総称。認知拡大を狙った独自の定義。

 

シブヤ大学で「難病×働き方」について発表

 

私自身は、今も病気と共にの日々が続きますが、完治しないであろう病気の治療や療養に専念するよりも、働くことを通して社会と関わっていたいと日々実感しています。働くことを通して、人と出会い、喜怒哀楽を味わい、しんどいことがあっても日々に変化があることで、毎日の症状を乗り越えられている気がします。

 

日本では、9人に1人は何かしらの障害や難病があります。もしあなたの身近な人に思い浮かばなくても、実は伝えていないだけかもしれません。誰の身近にも障害や難病とともに生きている人がきっといるはずです。


難病といっても、その症状はさまざまであり、時間的柔軟性(ショートタイムやフルフレックス等)や合理的配慮(お互いの歩み寄りや調整)があれば働くことができる人も大勢います。しかし、社会での認知は進んでおらず、大半の方にとって、働く機会を得ることは難しいのが実情です。

 

 

 

難病者が働く上で抱える3つの課題

 

なぜ、難病者が働くことが難しいのか。わたしたちは以下の3つの課題があると考えています。

 

 

①難病者の就労を包括的に支援するための仕組みがない

現在の制度では、就労という側面で制度の狭間で孤立する難病者が多数存在します。例えば、就業のために就労移行支援に通っても障害者手帳のない難病者は障害者雇用では採用されないため、サービスを利用しても就労に繋がらなかったり、就労に向けた訓練や生活の支援などのサポートが受けられなかったりします。

 

②難病者への偏ったイメージ

難病といっても、その症状はさまざまであり、合理的配慮や時間的柔軟性(ショートタイムやフルフレックス等)があれば働くことができる人も多数います。しかし、私たちが、日頃ニュースやドキュメンタリーなどで目にする情報からは、難病者は闘病で精一杯で、働くのは難しいのではないかというイメージを持ってしまいがちです。見た目でわかりづらかったり、症状に波があるため、難病者が難病について言い出しにくかったり、企業が難病者の雇用に不安を感じてしまうという状況にあります。

 

③難病者の就労事例の少なさ

難病者を取り巻く就業環境は厳しく、一般の就業率は77%*1であるのに対し、難病者の就業率は65%*2に留まっています。また、慢性症状が強く、私たちが着目している4つの疾患に絞ると就業率は32%*3です。 

さらに、難病者の雇用事例やそれらの開示情報が少ないために、企業側・難病者の双方にとって、受け入れの不安を解消しにくい状況にあります。

 

*1:総務省統計局「労働力調査」令和2年度(就業率:15 歳以上人口に占める就業者(従業者および休業者)の割合を指す)

*2,3:難病者の社会参加白書2021

 

当事者の方からの声 〜難病と就労について〜

 

 

両育わーるどの取り組み

 

このような課題に対し、両育わーるどでは、以下の取り組みを通じて、解決を目指したいと考えています。

 

 

① 認知啓発

縁遠く感じてしまいがちな障害や難病について、知っているつもりでも意外と知らないことがたくさんあることを伝えるため、対話プログラムや障害疑似体験などを通じて、「知らないを知る」きっかけを提供しています。

また、この先新しい社会的なテーマとなるであろう「難病と就労」の実態の認知向上や、難病者の就労機会につなげるためのイベント開催をしています。多様な方の働き方や仕事感を伺いながら、可視化をキーワードに新しい働き方を模索しています。

 

② 調査・アドボカシー活動

難病者の社会参加を後押しするため、政策提言や自治体単位でのロールモデル作り、また、地方議員勉強会や地方自治体との意見交換に取り組んでいます。

 

③ 難病者の就労・社会参加の機会拡大

難病者の慢性症状を安定させて、QOLの向上や就業可能時間を伸ばすことを目的に、サービス開発を行なっています。

 

 

 

「誰もが自ら望むように生きられる社会」を目指すため、

安定的な運営をサポートをお願いします

 

「両育わーるどサポーター」の皆様からのご寄付は、人件費などの団体運営費に充てさせていただきたいと考えています。

 

私たちが主に取り組む「難病者の就労・社会参加」というテーマは、社会課題としての認知が少なく当事者を包括的に支援する制度もないことから、難病者一人ひとりに寄り添った社会参加の後押しを実現するためには、独自でサービスを作っていく必要があります。

 

また、私たちの取り組みは、法制度に基づいた補助金事業などには該当せず、活動の資金は、主に民間の助成金や皆様からのご寄付で賄うことになります。助成金は、用途が決まっていることが多く、幅広く両育わーるどの運営を支えてくださる「両育わーるどサポーター」の皆様のご寄付は、今後の安定した事業運営とサービス提供のために、とても大切なものとなります。

 

 

一人でも多くの方に難病者が抱える課題について知っていただき、

継続的に取り組みにご参加いただく場を作りたい

 

私たちの取り組んでいる課題は、1団体の取り組みや、制度化だけでは解決できません。私たちは、より多くの方が課題について知り、解決のためのアクションを取ることで、「難病者の就労の選択肢が増える社会」を早期に実現できると考えています。

 

継続寄付を介して、多くの方が私たちの取り組みを支え、参加してくださることが、世の中を動かす大きな力になると思っています。また私たちは、取り組みの様子や活動報告などを通して、世の中にしっかりと発信し、関心を寄せてくださる方を増やしていきます。

 

「両育わーるどサポーター」として、ぜひこの取り組みに参加いただけないでしょうか。

 

 

 

 

 

私たちは今後、難病者の就労の後押しを目的として新たに、難病者向けのセルフコントロールサポートサービスの提供を開始する予定です。このセルフコントロールサービスは、現在開発中のアプリを用いて、当事者が日々の体調や仕事量等を定期的に記録することによって、自らの調子の波を把握し、生活や仕事量の調整をし、日々の生活や就業の安定化を目指すサービスです。

 

これまで、自団体の難病のあるメンバーの働き方と症状の変化や、外部の当事者や支援者とのやりとりから、難病者の症状安定のために日々の負荷を可視化する必要性を感じました。24年からサービス開発を始め、これまで2度のトライアル提供を27名の方にしました。8割の方は症状の悪化が軽減していることから、より多くの方へサービス提供できないかと考えています。

 

 

現在、助成金をいただきながら開発していますが、サービス提供数が増えると、利用者へのサポート人件費やサービスの運用コストなどが嵩みます。当事者負担以外で、利用料の回収やAI活用などの省力化も検討していきますが、皆様からの継続寄付でのご支援も活用させてもらえるとありがたいです。

 

難病者が、働くことを通して社会と関わるという選択肢の多い社会を実現するため、私たちはあらゆることに挑戦していきます。ぜひ、「両育わーるどサポーター」として、一緒に活動を支えていただけますと幸いです。温かいご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

メンバーの3分の2が当事者やその家族

 

両育わーるどは、2012年の設立以降、「障害や難病を越え、互いに学びあい、誰もが自らの望むように生きられる社会」の実現を目指して活動に取り組んできました。

 

プロジェクトを運営するメンバーのうち3分の2が難病や障害のある当事者と家族で、残りの3分の1は取り組みに関心をもった仲間です。いつも4~5割のメンバーが誰かしら体調が悪く休んでいますが、取り組みを通じて、働き方やコミュニケーションのとり方を工夫するなどして運営をしています。

 

いわば、両育わーるどの活動自体が障害や難病のある方と共にどう働くかを実践しているような団体です。私たちの活動を通じて、障害や難病のある人の社会参加、就労機会を作り、寛容で働きやすい社会の実現を目指しています。

 

 

 

2つの事業とこれまでの実績の紹介

 

両育わーるどには、主に以下の2つの事業があります。

 

両育わーるどの主な事業

 

 

THINK UNIVERSITY

 

THINK UNIVERSAL 事業では、「知らないを知る」というキャッチフレーズを掲げて、障害や難病について知ったり、考えてもらったりするための機会づくりに取り組んでいます。

 

THINK UNIVERSAL 知らないを知る

 

✔ポスター啓発活動

さまざまな障害や疾患のある当事者がモデルとなり、ポスターの制作・展示による理解啓発活動を行っています。(POSTER |THINK UNIVERSAL:こちらより、すべてのポスターをご覧いただけます。)

展示実績:各種イベント・大学、公共交通機関など50か所以上、ポスターモデル26名

 

THINK BOX

障害や疾患の疑似体験を通して、他者とのコミュニケーションを考え、多様性理解を深めるためのワークショップツール“THINK BOX”の制作及び体験会や研修を実施しています。
累積提供数:25回提供以上・860人

 

ヒューマンライブラリー

障害や疾患のある人を中心に、社会的マイノリティの偏見を減らし、相互理解を深めるために、『人(当事者)を本に見立て、読者に貸し出す図書館』という意味で、『読者(参加者)』と『本(当事者)』の交流機会の提供しています。
開催3回・累計参加者80名

 

 


 

THINK POSSIBILITY

 

THINK POSSIBILITY 事業では、「社会参加をもっと身近に」をミッションに掲げ、難病者の実態調査に始まり、就労事例づくりやアドボカシー活動をしています。

 

THINK POSSIBILITY 社会参加をもっと身近に

 

難病者の社会参加を考える研究会

2018年に、有志の当事者や研究者、支援団体や企業で集まり、難病のある人の社会参加の選択肢を増やすことを目的として「難病者の社会参加を考える研究会」を発足しました。難病者の実態を①調査し、参画団体や企業らと②就労事例を作り、活動を白書にまとめて③認定啓発を行い、④関連省庁や地方自治体への政策提言などを行っています。

 

①実態調査:2017~2023年に当事者及び企業・自治体を対象とした難病者の就労に関する調査や全自治体を対象とした「難病者の雇用に関する調査」を実施し、難病者の就労に関する意識・取組や、雇用を促進するために必要なものなどについてとりまとめています。

 

②就労支援:連携企業とともに就労支援を行い、6件の事例が生まれました。

 

③認知啓発:研究会の成果をとりまとめ、「難病者の社会参加白書」を作成しました。また、READYFORにてクラウドファンディングを実施し、白書を全自治体に届けています。


④政策提言:管轄省庁や地方自治体への要望書の提出や提言活動を行っています。主な実績は、孤独孤立対策への反映、地方議員向けの勉強会の開催、地方議会での一般質問や意見書など。

 

はたらく難病ラボ

「難病 × 働く」と「可視化」をキーワードにしたオンラインイベントを、障害や難病のある当事者や家族のための情報配信チャンネル「とりすま」「(株)イースマイリー」と共催で2022年2月からスタートさせました。(アーカイブはこちらからご視聴いただけます)

 

 

 ✔難病者向けのセルフコントロールサポートサービスの提供

難病者の就業状況や日々のストレスを可視化することにより、体調の安定化と継続就労を目指す新たな取り組みをスタートさせました。セルフコントロールサポートアプリの開発、可視化アプリを含む解決モデルの構築を行っています。

 

 

 

 

毎月応援1,000円コース

①両育わーるどメルマガ(四半期1回程度)

②年に一度、年次活動報告書(PDF)をメールにて送付します。

 

毎月応援3,000円コース

①両育わーるどメルマガ(四半期1回程度)

②年2回の両育わーるど主催のイベントにご招待

③年に一度、年次活動報告書(PDF)をメールにて送付します。

 

毎月応援5,000円コース

①両育わーるどメルマガ(四半期1回程度)

②年2回の両育わーるど主催のイベントにご招待

③お名前掲載

④年に一度、年次活動報告書(PDF)をメールにて送付します。

 

毎月応援10,000円コース
①両育わーるどメルマガ(四半期1回程度)
②年2回の両育わーるど主催のイベントにご招待
③お名前掲載
④年に一度、年次活動報告書(PDF)をメールにて送付します。

 

 

 


・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
重光喬之(NPO法人両育わーるど)
団体の活動開始年月日:
2012年11月12日
団体の法人設立年月日:
2012年11月12日
団体の役職員数:
10〜29人

活動実績の概要

両育わーるどは、2012年の設立以降、障害や難病を越え、互いに学びあい、誰もが自らの望むように生きられる社会を目指して活動に取り組んできました。主に、社会と障害福祉をつなぐ「THINK UNIVERSAL事業」と、難病のある人の社会参加・就労機会の後押しをする「THINK POSSIBILITY事業」を展開しています。

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プロフィール

2011年有志6名により障害福祉現場と社会をつなぐ「療育は両育プロジェクト」として立ち上げ、2012年にNPO法人化。現在は、社会と福祉をつなぐTHINK UNIVERSAL事業と、難病など制約のある人たちの社会参加・就労機会の後押しをするTHINK POSSIBILITY事業を展開。

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2011年有志6名により障害福祉現場と社会をつなぐ「療育は両育プロジェクト」として立ち上げ、2012年にNPO法人化。現在は、社会と福祉をつなぐTHINK UNIVERSAL事業と、難病など制約のある人たちの社会参加・就労機会の後押しをするTHINK POSSIBILITY事業を展開。

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