2月2日(金) 進捗報告・動物紹介～アミメキリンのナツゴロウのひみつ～

皆様、こんにちは。

当園のクラウドファンディングにご支援いただき誠にありがとうございます。

 

本日の進捗報告をいたします。

2月2日(金)12時現在　253名　の方に　￥5,544,000円　のご支援をいただいております。

 

今回はサファリエリアに入ってすぐのところで出会える、アミメキリンの”ナツゴロウ”のひみつをクイズ形式で紹介します♪

 

突然ですが、皆様はキリンの角が何本あるかご存じでしょうか？

「え？2本でしょ？」「もしかして3本？」色々な本数があがってきそうですが、実は答えは5本です。

 

横から見てみると、頭頂部に一番目立つ角が左右に2本（1対）、そして前頭部にもかすかに1つの突起が…これも1本の角です。

 

　　　　　

そしてなんと、後頭部にも突起が2つ…つまり2本の角があります。

 

斜め後ろから見た写真はこちら、5本の角があることが分かります。

 

 

キリンの角は「オシコーン」と呼ばれ（また気になるワードがでてきましたが）、オスもメスももっているこの角は骨からなる芯を皮膚が覆っています。

シカ科のように生え変わるということはなく、生まれた時から生えていますが、頭頂部に生えている2本の角は出産の際には産道に引っかからないように内側に倒れた状態で生まれてきます。

 

2問目です、キリンの舌は何色でしょうか？

「え…？人間と同じ赤（ピンク）じゃないの？」と思った方、ありがとうございます、クイズを出した甲斐があるというものです。

 

 

答えは青です。

これには理由があって、キリンやオカピなどのキリン科の動物は舌を出して葉や枝などのエサを巻きとって食べるので、舌が日差しにさらされている時間が必然的に長くなります。

紫外線から舌を守るためにメラニン色素が含まれているので、青や黒のような色に見えるというわけなのです。

 

最後のクイズは2択です。

キリンには上あごか下あごの前歯がありませんが、どちらの前歯がないのでしょうか？

答えは…

 

 

上あごです。

下あごには人間と同様に切歯と犬歯（人間のように目立ちません）が並び、上あごには「歯床板」と呼ばれる歯茎があり、この歯床板と下あごの切歯を使って葉や枝を切り、奥の臼歯ですり潰して食べるのです。

 

なお、キリンは「反芻」（口内ですり潰した食べ物を飲み込んで胃に送り、胃で少し消化した後に口内に戻して噛み直すという行動）をする動物です。

そしてキリンは4つの胃があります。

4つの胃は外からは分かりませんが、キリンは首が長いので、他の反芻をする動物に比べて反芻が観察しやすいです。

タイミングが良ければ、首の下方をエレベーターのように食べ物が昇降するのを観察することができるかもしれません！

 

ナツゴロウが近くに来てくれた時は頭の角や時々ぺろりと出す舌をよく観察するチャンス！

遠くにいる時はいつもより少し時間をとって反芻をしていないかチェックしてみてくださいね。

 

 

ナツゴロウも私たちスタッフも首を長～くして皆様のお越しをお待ちしております♪

 

ご支援募集期間終了まで残り　27日　群馬サファリパーク一同、全力で精進してまいりますので、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

群馬サファリパーク