
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 494人
- 募集終了日
- 2024年1月8日
真田昌幸公の娘が嫁いだ、真田家次席家老・信州小山田家
我家は小山田茂誠(妻は真田昌幸の娘村松殿)を初代とし現在13代、14代目と信州松代で暮らしております。
真田庵は高野山へ蟄居となった真田昌幸、信繁が暮らしていたとされています。
蟄居中の二人が小山田家へ宛てた幾通の手紙が残っており、信州から九度山の二人を支え、家族互いに思いやる様子が伺えます。
真田家ゆかりの真田庵。
後世にその姿を残すためどうかご協力をお願い致します。
信州小山田家
武田氏の家臣であった小山田茂誠
真田信幸と信繁には村松殿という姉がいました。村松殿は真田昌幸の長女で、信幸、信繁と仲が良かったとされています。
小山田茂誠に嫁いだ村松殿は、茂誠と共に信繁のよき相談相手となり、信繁が大坂の陣で最期を迎える時に書いた手紙を受け取っています。
関ヶ原の戦いに敗けて高野山に追放
関ヶ原の戦いが起こると父・昌幸と弟・信繁は西軍の石田三成方に付き、信幸とは敵対関係になってしまいます。関ヶ原の戦いは徳川家康率いる東軍が勝利しますが、村松殿にとっては父親と弟の処遇が気になっていたことでしょう。信幸の嘆願によって昌幸と信繁の死罪は免れますが、高野山に追放となった二人に対しては、村松殿は心を痛めていたはずです。
村松殿が亡くなった二年後の寛永九年、真田ゆかりの高野山蓮華定院にて法要が行われています。施主は真田伊豆守(信幸)と小山田壹岐守(茂誠)です。
信繁の最期の手紙
やがて、九度山の真田屋敷で真田昌幸が亡くなると、徳川家康と豊臣秀頼の対立が濃厚となり、時代は大坂の陣へと向かっていきます。この時も真田信幸はもちろん徳川家康方です。
ところが、蟄居していた信繁は九度山を抜け出し、敵方である豊臣方の中心人物として参戦しました。
小山田茂誠としても仲の良い信繁と戦場で槍を交える事になります。そして、大坂冬の陣に真田家は出陣します。しかし、信幸が病気で参陣できなかったため、息子が名代として参陣し、その補佐役となったのが小山田茂誠でした。冬の陣は、真田信繁の活躍もあり講和という形で終結します。
その休戦中に、信繁は小山田茂誠ら真田家の家臣と会話をしたと思われ、その時に村松殿に出した手紙が現代に残っています。その手紙で信繁は、大坂方として参戦し真田家に迷惑をかけてしまったことを詫びています。
遺された手紙から、信繁がどれだけ村松殿を慕っていたかがわかります。そして、再び夏の陣が起こると、信繁は小山田茂誠に手紙を送っています。
定めなき浮世にて候へば、一日先は知らざる事に候。
我々事などは浮世にあるものとは、おぼしめし候まじく候。
不安定な世の中なので、明日のことはどうなるか分かりません。
だから、私たちのことは、もうこの世にいないものと思ってください。
これが、真田信繁が決戦を前に、義理の兄である小山田茂誠に送った最期の言葉です。
松代真田会とのご縁
真田庵修繕プロジェクト事務局・紀州真田会代表の折原です。
四年前、九度山町に紀州九度山真田砦をオープンし、二年前から真田昌幸公のご命日に六十六発の鎮魂の花火を打ち上げています。歴史ある真田庵を後世に繋ぎたいと、この度有志で真田庵修繕プロジェクトを全面的にバックアップさせていただくことになりました。
信州松代の小山田様とご縁をいただいたのは、2016年の大河ドラマ「真田丸」の年でした。「真田会」を知り、会員になり毎年研修会と総会に参加させていただいております。
松代藩真田十万石まつりの行列には、三度参加させていただきました。
真田会は、昭和47(1972)年に発足され、昨年、真田信之公が松代入部450年の記念すべき年に五十周年を迎えました。どなたでも入会出来ます、希望される方は紀州真田会までご連絡いただければ幸いです。
最後になりますが「真田庵修繕プロジェクト」につきましては、真田会より多大なご支援・ご協力を賜っております。
この場をお借りしまして、心より感謝を申し上げますとともに、今後とも末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
リターン
5,000円+システム利用料

A│全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

B|全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
5,000円+システム利用料

A│全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

B|全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月

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