三陸の素敵な人に会いに行く旅のガイドブック「三陸人」を出版!
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支援総額

2,093,000

目標金額 2,000,000円

支援者
170人
募集終了日
2013年11月5日

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2013年10月12日 12:19

Facebook版三陸人20

三陸人:岩崎昭子さん
(宝来館)

会える場所:釜石市

 

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宝来館のロビーでお待ちしていると、女将さんが「ごめんなさいねー」と現れた。夏のひまわりのような力強さを持った女性だ。登場しただけで、パッと空気がかわる。津波が押し寄せてきたとき、宿泊客を助けに行って逃げ遅れた場面を映した動画。目の前に元気な女将さんがいるから安心して見られるものの、緊迫感のある映像に息をのむ。「波が覆いかぶさってきて、沈んだのよね。全然怖くなかった。上を見上げたら光が見えて。とっさに“生きたい”って思ったら身体が熱くなって、泳ぎ出していたの」と女将さん。

 

多くの人に支えられて再建に向けて歩き出し、2012年1月に再オープン。宝来館のある根浜ではトライストンの大会が有名だった。同年8月には、全国からボランティアが集まり、海岸を清掃し「釜石はまゆりオープンウォータースイム」を開催することができた。「地元の人たちは、“人が大勢亡くなった海でなんてことだ”と最初は思っていたと思う。でも、イベントが終わった時に“成功してよかったな。やっぱりおらたちの海は、人がたくさん来る、明るい海がいいな”と言われました」。今年の8月にはトライアスロンの大会が復活。2016年にはいわて国体も予定されている。

 


豊かな森、海、川、広い空が広がる自然あふれるみちのくの地。「人が財産」の人情あふれるあったかい土地。この釜石市と大槌町にまわるエリアを、「どんぐりウミネコ村(仮想村)」として、一日も早い復活、復興を目指す。
「美しい根浜の海に高い高い防潮堤はいらない」と根浜エリアには防潮堤をつくらないことで地区の人たちの考えは固まった。
「津波はちゃんと準備して高台に逃げれば、おびえる必要はないんです。起きる時は起きる。そのことを今回の惨状からしっかり学び、後世まで伝えていく責任が私たちにはあります」。

 


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リターン

3,000


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◆ 出資者限定「三陸人」特製大型マップ
※発売日前にお届けします。

申込数
41
在庫数
制限なし

8,000


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◆ COMMUNITY TRAVEL GUIDE vol3 『三陸人』 (1冊)
◆ 出資者限定「三陸人」特製大型マップ
※発売日前にお届けします。

申込数
30
在庫数
制限なし

3,000


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◆ 出資者限定「三陸人」特製大型マップ
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申込数
41
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制限なし

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◆ COMMUNITY TRAVEL GUIDE vol3 『三陸人』 (1冊)
◆ 出資者限定「三陸人」特製大型マップ
※発売日前にお届けします。

申込数
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