在日外国人支援事業部よりご報告（2023年8月のご報告）

普段はネパール人対象のインターナショナルスクールで幼稚園の先生として働く女性普及員※ (ネパール人保健ボランティア) から、「子どもたちのお弁当が、炭水化物中心でおかずが少なく、野菜がほとんど入っていないのが気になる。バランスの良い食事の大切さを伝えたい」と話がありました。

そこでシェアでは、栄養士の協力のもと、栄養バランスと食事の量、食育に関する内容を含めた資料を作成し、事前に勉強したうえで、女性普及員より保護者向けに“幼児期の食事”に関する説明を行いました。

数ヵ月後、彼女たちから「子どもたちのお弁当にいろんな食材が入るようになった！」と嬉しい報告がありました。身近なところからも母子の健康が守られるよう、女性普及員の小さな気づきを大切に、今後も活動していきたいと思います。

※女性普及員：妊産婦訪問や母親学級を通してネパール人妊産婦へ母子保健サービスや産前産後の手続き等を伝え、コミュニティからネパール人妊産婦をサポートしている。