栄養不良の子どもを減らしたい！ シェア・カンボジア事務所より2023年12月のご報告

9月～11月にかけ、子どもの栄養状態や食事摂取状況を知るための調査を実施しました。

ランダムに選ばれた家庭を訪問し、過去24時間以内に食べたものを伺う中で、食事作りは1日2回、おやつは窯に残してある白米を手づかみで食べる…など、家庭での食生活の実態が見えてきました。村の隅々まで入りこむことで、地域ごとの社会的状況や地理状況を知ることもできました。

調査結果はこの後分析し、これから本格的に始まる子どもの健康増進活動によって状況が改善されることを目指していきます。

写真：手づかみで、おやつに白ご飯を食べる子どもたち。

日常的に食事から十分な栄養を摂れていないカンボジアの子どもたちにとって、おやつは足りない栄養を補うとても重要なものです。シェアでは、栄養のあるおやつの大切さとその作り方を、村での離乳食教室を通じて、お母さんたちに伝えています。