2022年度 研究支援を受ける女性医師・研究者のご紹介 vol.9

2022年度 研究支援を受ける女性医師・研究者のご紹介

vol.9 市川 智子　日本医科大学　女性診療科・産科　

支援を受けるきっかけとなったライフイベントは？

二人の育児

どんな研究をしていますか？

流産を繰り返す不育症患者さんの原因、治療

研究支援員にはどのような仕事を担当いただいていますか？

マウスの管理、FACS、ウエスタンブロッド、リアルタイムPCRや、試薬の管理。

これからの研究生活に向けた抱負や期待を教えてください。

大学院で研究することで、事の真髄に辿り着いた時の達成感と心のわくわくを知ってしまい、臨床に戻ってからも研究を続けられたらと思っていました。しかしながら、家事、子育て、臨床とやらなくてはいけないことが多く、また基礎的研究はできない状態でいました。そんな中、研究支援員の補助が採択となり、今まで出来なかった研究を行うことができる様になり、とても嬉しく思っております。研究支援員の方と一緒に研究を進めることで今まで経験出来なかった内容の手技や知識を学ぶこともでき、自身の更なるレベルアップも感じております。研究が進むことで救える患者さんが増えると思います。少しでも多くの患者さんを救うことができると思うと臨床にも身が入ります。このような環境を与えて下さったことに感謝し今後も精進していきたいと思います。