【公開終了まで｜残り3日】この世界に生まれてきてよかった──そう思える場所を残したい

ボランティアとして代表は保護活動を始めて12年。
自宅の一室から始めた保護がやがて団体へと発展し、この間ずっと野犬の命と向き合い続けてきました。

殺処分の期限が迫る生命。

人を怖がり、怯え、誰にも知られずに消えていく存在。

そんな彼らに「生きる選択肢」を与えたい。
家庭犬として、人と暮らせる未来へつなぎたい。

そう願いながら、自宅をシェルターにして犬たちを受け入れ、必死に愛情を注ぎ、何度も失敗し、試行錯誤を繰り返してきました。

そして今、犬たちを迎え、見送る日々の中で、建物はすっかり傷みが進み、限界を迎えようとしています。物音や人の動きに敏感な野犬たちにとって、生活空間の安定はとても重要です。そして、ここが安心できる場所だからこそ、彼らは少しずつ人を信じてくれるのです。