観音堂改修工事進捗のご報告｜内装・外装工事に向けて【吉野杉】

聖林寺のクラウドファンディングを応援いただきありがとうございます。

 

皆様の温かいご支援を賜り、ご支援金額は目標金額の90%を越えました。本当に有難うございます。どうぞ、引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。

 

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本日の新着情報では、観音堂内装・外装工事に向けての準備の様子を紹介いたします。

 

8月17日、設計管理の栗生明先生が、中尾組が施工したモックアップ（木型）の打ち合わせに来られました。

先ずは、中尾組の駐車場で、集合し、外壁の検討と確認。

 

 

栗生明先生は応援メッセージをクラウドファンディング第1弾の時からいただいております。

 

 

外壁のコンクリートをみています。吉野杉で作った型にコンクリートを流し込んで、木目が見えた方がよいか、板目の方がよいか、中尾組本社でつくられたサンプル（モックアップ）をみせていただきました。

 

 

この吉野杉の板がコンクリートにプリントされています。現場は、杉のよい香りでした。中尾組も、コンクリートに吉野杉の木目や板目模様をつけることははじめてとのことです。

 

 

横からみると、若干の凹凸がわかります。仏様の天衣のヒダのようでした。

 

 

実際に鉄筋までいれられて、その間隔もどのくらいが美しく見えるか、強度との兼ね合いも会わせて、話し合いました。

 

 

続いて、聖林寺観音堂現場事務所に移動して、室内で、内装に使う吉野杉の確認をしました。

 

 

実際のお堂の明るさにあわせて色味を見せてくださいました。こちらの器械は明るさを測っています。改装後の観音堂の明るさに合わせています。

 

そして、内装に使われる吉野杉は一枚板に見えますが......

 

 

角材を貼りあわせています。

 

聖林寺観音堂は鉄筋コンクリート造りのお堂ですが、内装の階段や床の一部、ベンチは、全て吉野杉を使用します。外壁も吉野杉の柄となります。

 

聖林寺のある奈良県桜井市は材木の町でもあるのです！

 

 

 

吉野杉が、本当に美しくて鉄筋コンクリートの収蔵庫という無機質なイメージとは全く違う、御堂、観音堂となります。

 

安心安全な御堂の為に、仏様を未来に繋ぐために、ぜひご支援お願い申し上げます。